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堤中納言物語 付現代語訳

訳注: 山岸 徳平
607円(税込)
在庫切れ
発売日1963年12月11日
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  • ISBN コード : 9784044023010
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 272
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「花桜折る中将」「虫愛づる姫君」「逢坂越えぬ権中納言」など計10篇の清新な短篇物語を集めたもので、同時代の宮廷女流文学には見られない特異な人間像、尖鋭な笑いと皮肉をまじえて描いた近代文学的作風をもつ。本書は日本最古の短篇物語集というだけでなく、短篇物語がどのような文学的基盤から生じたかを考える上からも、きわめて高く評価される。各篇の初めにそれぞれのあらすじ作者・年代・成立事情・題名について解説。

目次

花桜折る中将
このついで
虫愛づる姫君
ほどほどの懸想
逢坂越えぬ権中納言
貝合
思はぬ方にとまりする少将
花々のをんな子さ
はい墨
よしなしごと
解説
索引