王権の海

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王権の海

著者: 千田 稔
1,430円(税込)
発売日1998年09月25日
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  • ISBN コード : 9784047032989
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 126 × 189 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

古代王権は、南方に原郷をもつ海洋民が握っていた。なかでも朝鮮半島から渡来したアメノヒコボ集団が王権を掌握、邪馬台国を成立させたのだ。神話や神社伝承、考古資料などから古代王権の「航跡」をたどる。

〈目次〉
   はじめに

第一章 母なる島
  国生み神話の語部
  海人族と大王家
  南の原郷と母系原理

第二章 日向の高千穂
  神話空間の地理
  南九州と記紀神話の風景

第三章 海神の宮
  天孫降臨以降の系譜
  王権のシンボルの変化

第四章 青銅器の「王朝」
  銅鐸分布と出雲系信仰圏
  銅鐸の宗教儀礼

第五章 アメノヒボコと邪馬台国
  渡来した勢力の伝承
  倭国大乱と祭儀の転換

第六章 ハツクニシラススメラミコト
  青銅器の王朝から鏡の王朝へ
  初期大和王権の成立
  出雲系勢力の痕跡と始祖伝承

第七章 アマテラスの誕生
  海洋民の航跡
  皇祖神の転換過程
  東方の太陽神と王権の母系

   おわりに

   主要参考・引用文献
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