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レオナルド・ダ・ヴィンチという神話

デザイン: 角川書店装丁室
1,760円(税込)
在庫切れ
発売日2003年12月10日
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  • ISBN コード : 9784047033597
  • サイズ :四六判    総ページ数: 264
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

レオナルドはなぜフレスコ画を残さなかったか?「万能の天才」の真実に迫る

「万能の天才」として名高いルネサンスの巨人、ダ・ヴィンチ。さまざまな顔をもち、あまりにも神格化されて見えなくなったその実像を、イメージ・クリエーターとしてのレオナルドという新視点から解明。

〈目次〉
序章 神格化されたレオナルド

第一章 フレスコ画を描かない画家
 一 システィーナ礼拝堂の壁画プロジェクトに参加しなかったレオナルド
 二 ヴェロッキオ工房で修業したこと、しなかったこと
 三 超えられない先輩ボッティチェッリ
 四 〈東方三博士の礼拝〉─先達への挑戦

第二章 新天地ミラノでの活動
 一 ミラノ着任の経緯
 二 素描リストの意味
 三 技師・発明家・建築家としての真価

第三章 宮廷芸術家の立場と活動
 一 舞台美術家としてのレオナルド
 二 音楽家・楽器制作者としてのレオナルド
 三 スフォルツァ騎馬像制作

第四章 最後の晩餐
 一 ついに勝ち得た最大の好機
 二 ドラマの表現を完成させたレオナルド
 三 成功と悲運

第五章 夢想家レオナルド
 一 フィレンツェ帰還
 二 〈ジョコンダ(モナ・リザ)〉と晩年のレオナルド
 三 絵画による世界の完全な視覚化を目指して

参考文献・図版出展一覧

図版目録

あとがき