やきものの見方

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やきものの見方

デザイン: 角川書店装丁室
1,870円(税込)
発売日2004年08月09日
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  • ISBN コード : 9784047033672
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 276ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 188 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

日本陶磁のさまざまな意匠はこうして生まれた!新やきもの鑑賞入門。

文様・形・彩色など、やきもののデザインやスタイルはどのようにしてできたのか。「宴」をキーワードにやきものを文化史的に読み解き、まったく新たな鑑賞の視点・見方を提供。目からウロコのやきもの入門。

〈目次〉
はじめに─やきものを楽しむ

第一章 うつわを飾った花や鳥
  一 花鳥文様の源流
  二 古代のうつわを飾った花鳥文─緑釉陰刻花文陶器
  三 花鳥文を描いた酒器─中世の刻画文陶器
  四 樹木文に込められた意味

第二章 美しき釉の流れ
  一 器面の輝き
  二 自然釉の魅力
  三 「釉流し」鑑賞の確立
  四 デザイン化された釉
  五 海外で評価された日本陶器の魅力

第三章 やきもの革命─桃山時代の陶器
  一 「見るうつわ」を生んだ時代─桃山バブル経済とやきもの
  二 華やかな時世粧のうつわ─織部焼
  三 古唐津─表された桃山時代の生気

第四章 大皿の時代─宴を飾ったうつわ
  一 大皿が語る陶磁史
  二 大皿誕生前史
  三 大皿の波、到来
  四 大名の求めた大皿

第五章 絵画となったやきもの─古九谷
  一 人物を描いたやきもの
  二 古九谷と『五言唐詩画譜』
  三 画譜が用いられた背景
  四 加賀藩前田家と古九谷
第六章 和様意匠の確立─伊万里磁器の洗練
  一 富士山を描いたやきもの
  二 鍋島焼にみる寛文スタイル
第七章 京焼の雅─仁清と乾山
  一 野々村仁清の評価と造形
  二 乾山焼の伝統と革新

第八章 鑑賞陶磁の成立─近現代陶芸
  一 鑑賞陶磁の確立
  二 近現代陶芸の「真」体と「草」体

参考文献

あとがき

著訳者プロフィール

●荒川 正明:1961年生。出光美術館主任学芸員。専門は日本陶磁史。やきものの文様を中心として美術史の観点からユニークな論を展開し、注目されている。著書に『板谷波山の神々しき陶磁世界』『板谷波山の生涯』『唐津やきものルネサンス』など。
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