ヨーロッパ宮廷陶磁の世界

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ヨーロッパ宮廷陶磁の世界

1,870円(税込)
発売日2006年01月31日
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  • ISBN コード : 9784047033894
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 296ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 18.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

宮廷磁器で綴る名窯の歴史と名品の美。西洋陶磁の魅力にふれる初の入門書

マイセン、ウェッジウッド、セーヴルなど、日本でもよく知られるヨーロッパ名窯の宮廷陶磁を一堂に会し、名窯ごとの秘められた物語と華麗なる名品の数々を紹介。その美の魅力と歴史がわかる初めての入門書。

〈目次〉
   プロローグ
1 東洋磁器への憧れと宮廷文化
  1−1 ヨーロッパへ舶載された東洋磁器の大フィーバー
      〈コラム〉「メディチ磁器」─メディチ家が支援したヨーロッパ初の「磁器」生産
  1−2 宮廷人が愛した華麗・絢爛の古伊万里
  1−3 シノワズリーの室内装飾、磁器室の誕生
  1−4 「オランダ磁器」と呼ばれたデルフト・ファイアンス
      〈コラム〉時代を映したオランダ・タイル
  1−5 壮麗な祝宴、フランスの宮廷正餐会
      〈コラム〉待望のデザートタイムはお菓子の庭園の磁器彫像とともに
  1−6 セーヴルへの道、ルーアン窯からヴァンセンヌ窯へ

2 ヨーロッパ宮廷磁器の誕生
  2−1 ドイツのマイセン王立磁器製作所─ヨーロッパ磁器の誕生
      (1)「磁器の開発者」ベットガーの時代/(2)宮廷画家へロルトの時代/(3)彫刻家ケンドラーの時代
  2−2 オーストリア・ウィーンの磁器製作所─デュ・パキエ
  2−3 フランスの王立セーヴル磁器製作所とポンパドゥール夫人
  2−4 イタリアが誇るドッチア窯とジノリ
  2−5 デンマークの王立磁器工場、ロイヤル・コペンハーゲン
  2−6 イギリスのウェッジウッド─クィーンズ・ウェアとジャスパー・ウェア
  2−7 ハンガリー、モール・フィッシャーとヘレンド磁器窯

3 宮廷陶磁のかたちと飾り
  3−1 彫像(フィギュア)の名作
  3−2 室内の飾り
  3−3 喫茶の器
  3−4 ディナーの器
  3−5 セルヴィスの名作

  主要参考文献・図版出版一覧
  エピローグ

  〈執筆〉1−6、2−3・4・6・7(前田正明)
      1−1〜5、2−1・2・5、3−1〜5(櫻庭美咲)

著訳者プロフィール

●前田 正明:1932年生。武蔵野美術大学名誉教授、美術評論家。ヨーロッパ陶磁史研究の第一人者。著書に『西洋やきものの世界』『西洋陶磁物語』ほか。
●櫻庭 美咲:1966年生。九州産業大学COE研究員。共著『マイセンの華』など。
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