源義経の合戦と戦略 −その伝説と実像−

源義経の合戦と戦略 −その伝説と実像−

伝説によってさまざまに彩られてきた源義経の実像に迫る。
定価: 1,512円(税込み)
発売日:2005年04月25日
〈目次〉
はじめに─組み立て方─
第一章 義経の時代と生い立ち
一 義経の時代
  義経の生きた時代/『平家物語』について/『吾妻鏡』について/古文書・日記類他について
二 義経の生い立ち
  武家の棟梁/義経の生い立ち
第二章 挙兵から一ノ谷の合戦まで
一 頼朝の挙兵と義経
  頼朝の挙兵/黄瀬川での再会
二 京・鎌倉政権の交渉
  木曾義仲の挙兵/義仲軍の上洛と平家の都落ち/義仲の上洛と洛中狼藉/後白河院と頼朝の交渉─さぐり合い─/後白河院と頼朝の交渉─威嚇─
三 義経上洛
  義経の最初の仕事/上洛前夜/攻撃の開始/頼朝軍入洛の戦略
四 一ノ谷の合戦
  平家追討と安徳天皇の安全/一ノ谷の合戦への途/一ノ谷の合戦への視角/『玉葉』二月八日条の語る合戦/なぜ「一ノ谷」の合戦か/戦争劇/「一ノ谷の合戦/「鵯越の逆落とし」の罪/再考「一ノ谷の合戦」/湊川の合戦の場合/「鵯越の逆落とし」の解明/山の手を攻略したのは誰か/平家の人々の退路の不審/平家と摂津・播磨/搦手義経軍の進軍ルート
第三章 在京期
一 頼朝在京代官として
  在京期の活動の評価/在京頼朝代官の課題/武士狼藉について
二 頼朝在京代官の職務
  一ノ谷の合戦後の配置/守護人・惣追補使の展開/在京代官義経と平家追討/洛中守護/大義と現実/武士狼藉停止問題/義経の武士狼藉停止作業─摂津国垂水牧─/義経の武士狼藉停止作業─紀伊守護人豊島有経─/頼朝の政治方針と義経の命題/畿内近国以西への守護人の配置/義経の直轄国
三 自由任官問題
  没落への布石/従来の説/『吾妻鏡』の説/自由任官問題への疑問/検非違使任官の真実/後白河院陰謀説について
第四章 西海の戦陣
一 屋島の合戦
  屋島の合戦の概観/範頼主力部隊の出陣/範頼軍の九州上陸/義経再出陣の事情/義経の再出陣と朝廷側の対応/義経の出陣準備/義経の阿波渡海について/阿波の反平家勢力/阿波国津田島と海運/阿波民部大夫成良/住吉神社の鏑鳴り/逆櫓談義/梶原景時の動向/屋島の合戦の総括
二 壇ノ浦の合戦
  壇ノ浦の合戦への準備/義経軍と範頼軍/熊野水軍の動向/義経の熊野勢力の取り込み/弁慶と伝承世界/熊野と弁慶/壇ノ浦の合戦の概要/『平家物語』の壇ノ浦の合戦/周防国大島津から壇ノ浦へ/長門国の動向/潮流の問題/義経軍勝利の要因
三 論功行賞をめぐる義経の蹉跌
戦後処理/京都と鎌倉の評価の違い/義経の自尊/頼朝軍の事情/腰越状的理解への疑問/論功行賞をめぐって/鎌倉幕府成立史における義経の位置づけ
結びにかえて
あとがき
  • ISBN コード : 9784047033740
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 188 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●菱沼 一憲:1966年福島生まれ。92年同大学大学院文学研究科日本史専攻修士課程修了。尊経閣文庫文庫員を経て、現在、国立歴史民俗博物館科研協力員。共著に『海老名市史』(本文編・資料編)、論文に「源義経の政治的再評価」(『国史学』179)等がある。
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