中世の村のかたちと暮らし

中世の村のかたちと暮らし

古代から近世へ、近代日本の原型を形づくった中世の村の実態を解明する。
定価: 1,728円(税込み)
発売日:2008年06月10日
〈目次〉
  はじめに
    村と大地/中世の村/中世という時代/アプローチの方法

第一章 さまざまな生業
  一 水田と畠地
    農業と水田・畠地/中世の水田面積/近世の全国田畠比較/平野部の低湿地と畠地
  二 さまざまな耕地
    乾田と湿田/中世水田の生産力/天水田と摘田/中世の摘田/掘上田と島畠/中世の掘上田/田成畠・畠成田/中世の畠地/中世の焼畑
  三 さまざまな生産活動
    山野河海の役割/中世の狩猟/中世の漁撈/村の複合的生産活動

第二章 さまざまな村のかたち
  一 中世の村落景観
    村落景観の類型/村落景観の特質
  二 山麓と乾田低地の村々
    筑波山山麓の景観/山麓の長岡郷/山麓型の村々/乾田低地の卒島郷/乾田低地型の特色
  三 台地部の村々
    中世谷田論の問題/深い谷田の八木郷/深い谷田型の村々/深い谷田型の特色/浅い谷田の毛呂郷/集落と谷田/浅井谷田型の特色/中世の溜池と水田/谷田と洞の景観
  四 低台地の村々
    低台地の若林郷/草切り伝承と中世の村/低台地型の特色
  五 低湿地の村々
    古代の低湿地/湿田低地の赤岩郷/中世の用水施設/湿田低地の正能村/湿田低地型の特色/鎌倉期の開発と人工堤防/人工堤防の構造/人工堤防型の特色
  六 山海の村々
    山村と海村/山間型山村の景観と生活/山海型海村の景観と生活/海浜型海村の景観と生活
  七 村落景観の展開
    大庭御厨の開発と女堀/村落景観と開発領主/村落景観の展開

第三章 暮らしの諸相
  一 衣料と衣服
    中世農民と小袖/衣服の季節性/身分標識としての衣服/絹と麻から木綿へ/木綿生産の展開
  二 共食と米志向
    村の饗宴と共食/食生活の様相と落差/肉食の許容と否定/米志向の進展
  三 集落と住居
    中世の住居と村の領域/武士の居館/上層農民の住居/下層農民の住居/住居の階層性

第四章 村の労働と哀楽
  一 村の負担と定め
    村の組織と“村人”/村の年貢と収奪/村の負担と労働/労働時間と労働年齢/身分の流動性/村の武力と自力救済
  二 自然の脅威と飢饉
    さまざまな災害/洪水被害の実態/気候と凶作/飢饉の実態と対応
  三 信仰と楽しみ
    神社と宮座/仏教と生業/村人の楽しみ/遊びの勧めと戒め

おわりに 近世の村へ
    中世の村と豊臣平和令/中世の村と兵農分離/中世の村と太閤検地/幕藩体制と近世の村/生活の変化

参考文献
あとがき
  • ISBN コード : 9784047034259
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 264ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●原田 信男:1949年生まれ。国士舘大学21世紀アジア学部教授。専攻は中世史、食物史。著書に、『江戸の料理史』(中公新書)、『歴史のなかの米と肉』(平凡社)、『江戸の食生活』(岩波書店)、『江戸の料理と食生活』(小学館)など多数。
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