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柳田國男はなぜ田山花袋の『蒲団』を否定したのか
明治四〇年前後の「怪談の時代」を同時代として生きながら、「それぞれの自然主義」のあり方として民俗学と私小説を立ち上げた柳田國男と田山花袋。「自然主義」をめぐる「怪談の時代」の顛末を描き出す。〈目次〉
序章 『遠野物語』序文を読む──未だ民俗学ではない書物として
第一章 内面嫌い
第二章 野蛮の書式
第三章 隘勇線への視線
第四章 自然児の人生
第五章 「私怪談」と現実の更新
第六章 部屋の小説家
第七章 魔法使いの孫
第八章 偽私としての安堵
第九章 地震と新開地
第十章 手紙の啓蒙家
第十一章 美知代の反撃
第十二章 第六感の自然主義
終章 「世間話」の改良
あとがき
主要参考文献
著訳者プロフィール