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新版 好色五人女 現代語訳付き

訳注: 谷脇 理史
968円(税込)
在庫切れ
発売日2008年06月25日
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  • ISBN コード : 9784044082017
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 320
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

運命に翻弄されても最期は自分の意思で生きた潔い五人の女たち――。

愛しい清十郎との駆け落ちもつかの間、捕らわれ引き離されたお夏。幸せな夫婦生活から一転、ふとしたきっかけで自ら命を絶ったおせん。手代茂右衛門との不義の果て、揃って潔い最期を遂げたおさん。恋しい吉三郎会いたさに放火の罪で火あぶりとなったお七。振り向いてくれない男のために男装してまで追いかけたおまん。運命に翻弄されても最期は自分の意思で生きた潔い女たち。涙あり、笑いあり、美少年ありの西鶴傑作短編集。

著訳者プロフィール

●谷脇 理史:昭和14年群馬県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。著書に『西鶴研究序説』(昭56、新典社)、『西鶴事典』(共著、平8、おうふう)他多数。

目次

凡例

巻一 姿姫路清十郎物語
恋は闇夜を昼の国
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
くけ帯よりあらわるる文
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
太鼓に寄る獅子舞
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
状箱は宿に置いて来た男
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
命のうちの七百両の金
 ◆現代語訳
 ◇校注本文

巻二 情けを入れし樽屋物語
恋に泣き輪の井戸替え
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
踊りはくずれ桶夜更けて化物
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
京の水もらさぬ中忍びて合釘
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
こけらは胸の焼付け新世帯
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
木屑の杉楊枝一寸先の命
 ◆現代語訳
 ◇校注本文

巻三 中段に見る暦屋物語
姿の関守
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
してやられた枕の夢
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
人をはめたる湖
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
小判知らぬ休み茶屋
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
身の上の立聞き
 ◆現代語訳
 ◇校注本文

巻四 恋草からげし八百屋物語
大節季は思いの闇
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
虫出しの神鳴も褌かきたる君様
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
雪の夜の情け宿
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
世に見おさめの桜
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
様子あっての俄坊主
 ◆現代語訳
 ◇校注本文

巻五 恋の山源五兵衛物語
連れ吹きの笛竹息の哀れや
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
もろきは命の鳥さし
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
衆道は両の手に散る花
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
情けはあちらこちらの違い
 ◆現代語訳
 ◇校注本文
金銀も持ちあまって迷惑
 ◆現代語訳
 ◇校注本文

解説