梁塵秘抄の世界 中世を映す歌謡

梁塵秘抄の世界 中世を映す歌謡

流行歌謡から、ポジティブに生きる中世の人々が見えてくる!
定価: 1,620円(税込み)
発売日:2009年12月10日
悪人への共感、赤裸々な恋愛、ファッション、祭礼の賑わい――。『梁塵秘抄』に歌われた世界の多様なひろがりを探り、中世の人々を魅了した歌謡の面白さ、楽しさを通して当時の世相を鮮やかに描き出す。

〈目次〉
はじめに
1 『梁塵秘抄』概説
 第一章 今様の流行と『梁塵秘抄』の成立
    第一節 今様の時代
    第二節 今様の担い手
    第三節 今様の種類と旋律
    第四節 説話の中の今様
    第五節 今様の歌い替え
    第六節 『梁塵秘抄』の構成と成立

 第二章 撰者・後白川院
    第一節 遊芸への傾斜
    第二節 今様起源譚の記述
    第三節 今様と仏道の一体化

2 『梁塵秘抄』を読む
 第一章 侵攻の世界──堕地獄への諦念・悪人への共感──
    第一節 仏・浄土礼讃と堕地獄への諦念
    第二節 地蔵菩薩の今様
    第三節 提婆達多の今様
 第二章 恋の世界──解釈の多様性・配列の妙──
    第一節 赤裸々な愛欲の表現
    第二節 「君が愛せし綾藺笠」の今様
    第三節 僧侶と呪師の恋
 第三章 王朝的美意識への反逆──躍動する動植物──
    第一節 鼬の文学誌
    第二節 楢の今様と和歌
    第三節 猿の今様と和歌と説話
    第四節 虫の今様
 第四章 都市の賑わい──雑踏する人々の芸能の熱狂──
    第一節 都市の風俗
    第二節 寺社の賑わい
    第三節 祭礼の熱狂
    第四節 新開地への興味



引用文献出典一覧

図版一覧

あとがき
  • ISBN コード : 9784047034594
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●植木 朝子:1967年生まれ。同志社大学文学部教授。専攻は中世歌謡。著書に、『梁塵秘抄とその周縁』(三省堂、日本歌謡学会志田延義賞受賞)、『中世小歌 愛の諸相』(森話社)、『ビギナーズ・クラシックス日本の古典 梁塵秘抄』(角川学芸出版)などがある。
送料無料
ほしいものリストに追加
電子書籍をブックウォーカーで購入
最近チェックした商品