方言漢字

方言漢字

漢字は日本全国共通と思っていたら大間違い!
定価: 1,944円(税込み)
発売日:2013年02月22日
言葉に「方言」があるように、漢字にも「地域漢字」や「地域よみ」が存在する。漢字学と日本語学の両方の視点で、中国生まれの漢字が、日本の風土とどのようにつながってきたかを、実例とともに解説、紹介。

〈目次〉
   はじめに

第一章 漢字と風土──漢字の使用地域とそこに暮らす人々
    地球上の文字とその地理的分布/中国大陸での漢字の伝播と変異/日本での漢字の地域差/各地の特色ある方言漢字/用途別の漢字の地域差/漢字の地域差の効果

第二章 北海道・東北の漢字から
    札幌の「札」の異体字/札幌の「幌」の音読み/「函」の形/東北町の「〓」/岩手の〓には「うずがある」

第三章 関東の漢字から
    埼玉の地域文字「岾」/消されてゆく地域文字「垳」/銀座は「鮨」/温泉マークの湯気の揺らぎ方/「馬」と書いて「まい」

第四章 中部の漢字から
    「笹」より「笠」/新潟の「潟」/甲府で見た懐かしい略字/山梨の地域文字「垈」/「娥」から「ヶ」へ/富士八湖での当て字/東海での「函」の形/春の伊豆の文字/三河の地域誤字/三河の「圦」/中京圏の漢字/東の「や」は西の「たに」─「谷」の訓読み/方言と漢字/位相表記の地域差

第五章 近畿の漢字から
    ゆかしい京都の地名/「都」に流行るもの/関西の漢字/浪華の漢字/「辻」のしんにょうの点の数/奈良の国字

第六章 中国・四国の漢字から
    島根の「腐」のない「とうふ」/松江の地域文字「淞」「鼕」/岡山の「嵶」と「〓」/土佐の龍/高知らしい漢字/高知の文字/ここでも揺れる「葛」の字体/「汢ノ川」へ/生き続ける「汢」/高知に「玉子」はない?

第七章 九州・沖縄の漢字から
    九州、佐賀の地域文字/揺れ動く「〓(うつぼ)」の字体/佐賀の漢字/佐賀の地名と姓の漢字/薄れゆく佐賀の方言/九州の地名と姓/佐賀の「咾」/薄れゆく「咾」/沖縄の漢字/覇の地域略字

第八章 方言漢字のこれから
    あとがき
    主要文献
  • ISBN コード : 9784047035201
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●笹原 宏之:1965年東京都生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授。経済産業省の「JIS漢字」等の改正に携わる。著書に『日本の漢字』岩波新書、『訓読みのはなし漢字文化圏の中の日本語』光文社新書などがあり、『国字の位相と展開』三省堂により第35回金田一京助博士記念賞を受賞。
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