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新版 徒然草 現代語訳付き

著者: 兼好法師
訳注: 小川 剛生
1,188円(税込)
発売日2015年03月25日

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  • ISBN コード : 9784044001186
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 480
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

六十年来の定説を覆す! 本文・注釈・現代語訳のすべてを刷新した決定版。

日本人にもっとも親しまれてきた随筆『徒然草』。人生・恋愛・政道・自然観・美意識・有職故実など、243段の話題がしばしば連想的な配列で並ぶ。無常観が流れ、尚古的な思想が著しいが、実益をもたらす技能を尊重するなど、中世の現実を見据えた視点もあわせ持っている。近年劇的に進んだこの時代の歴史学の研究成果を取り込み、歴史、文学の双方の領域にわたり基礎的事項から再考。本文、注釈、現代語訳のすべてを刷新した決定版。

著訳者プロフィール

●兼好法師:(1283頃-1352頃)鎌倉後期から南北朝時代の歌人・文人。
●小川 剛生:1971年東京生まれ。慶應義塾大学卒業、同大学院文学研究科博士課程中退。現在は慶應義塾大学准教授。博士(文学)。著書に『南北朝の宮廷誌―二条良基の仮名日記』(2003年臨川書店)、『二条良基研究』(2005年笠間書院 第28回角川源義賞受賞)、『武士はなぜ歌を詠むか』(角川叢書)、『正徹物語』(角川ソフィア文庫)など。

目次

 凡例
 
序 つれづれなるままに
1 いでや、この世に生れては
2 いにしへの聖の御代の
3 よろづにいみじくとも
4 後の世のこと心に忘れず
5 深う愁へに沈める人の
6 我が身のやんごとなからんにも
7 あだし野の露消ゆる時なく
8 世の人の心惑はすこと
9 女は髪のめでたからんこそ
10 家居のつきづきしく
・・・など

 補注
 校訂箇所一覧
 解説
 京都周辺図
 兼好年譜
 索引