室町幕府崩壊 将軍義教の野望と挫折

室町幕府崩壊 将軍義教の野望と挫折

クジ引き将軍の恐怖政治が招いた、室町政権終焉の真実
著者: 森 茂暁
定価: 1,836円(税込み)
発売日:2011年10月25日
〈目次〉
はじめに

序章
  室町人の時代意識/満済の「上代」「中古」「近代」/満済の「近代」と「御代」/室町殿と重臣たち/足利義教正権とは/嘉吉の乱とは

第一章 足利義持の時代
 一 義満後の政治環境
   足利義満の遺産/足利満詮の立場/足利善嗣のこと/上杉禅秀の乱と対応
 二 足利義持政権の特質
   義持期の室町殿と重臣たち/室町殿近習富樫満成・赤松持貞/義持と天皇・公家/義持の精神世界と文芸/義持と後南朝
 三 在地勢力の動向
   関東と鎌倉公方の動向/畿南の情勢と伊勢国司/中国・九州の動向

第二章 足利義教の嗣立
 一 足利義教の登場
   青蓮院門跡義円/義持の後継に決定/義持の葬儀と義円/義円還俗/御判始のこと
 二 嗣立期の足利義教とその周辺
   権威と権力/嗣立期における諸大名の対応/管領職の忌避とその理由/近習大館満信の役割
 三 正長改元の経緯と歴史的意義
   改元と目/正長の改元定/正長改元の歴史的意味
 四 後花園天皇の擁立と後南朝の動向
   後光厳院流と崇光院流/小倉宮聖承の出奔/後花園天皇の擁立

第三章 足利義教の時代
 一 足利義教政権の特質
   元服と将軍宣下/永享改元/実質将軍義教の代始改元/義教期の室町殿と重臣たち/「御前落居記録」「御前落居奉書」/近習赤松満政の役割/義教と天皇・公家/鎌倉公方との関係/山門問題への対応/近江馬借の動向/岩清水八幡宮との関係
 二 足利義教の文芸
   義教と文芸/義教の和歌会と『新続古今和歌集』/義教の連歌会
 三 有力守護家の分断政策
   山名氏家督問題への介入/山名持煕・持豊兄弟の命運/斯波氏勢力の削減と分断/大内氏のケース/大内氏家督候補の差し替え/畠山氏のケース/その他のケース
 四 「恐怖の世」
   「恐怖の世」への傾斜─永享三年/「政治の死」─永享六年/義教・持之・満祐と幕府政治/鎌倉公方との関係/義教と後南朝
 五 対外交易と国際的環境
   日明関係の再開と対外交易/硫黄をめぐる交易/唐船奉行の成立

第四章 嘉吉の乱への道
 一 永享の乱
   永享の乱とは/結城合戦/大覚寺義昭の事件
 二 嘉吉の乱はなぜ起こったか
   嘉吉改元/嘉吉の乱/事件の赤松氏/乱直後のゆ大名たちの動向/管領細川持之の焦慮/赤松治罰綸旨草案の添削と公武の対応

終章 嘉吉の乱──その後
   赤松満政と山名持豊/禁闕の変/公武・僧俗の融合

おわりに
主要参考文献
図版所蔵・一覧
あとがき
  • ISBN コード : 9784047034969
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●森 茂暁:1949年生まれ。九州大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程修了。福岡大学人文学部教授。専攻は中世日本の政治と文化。著書に『闇の歴史、後南朝―後醍醐流の抵抗と終焉』(角川選書)、『南朝全史―大覚寺統から後南朝まで』(講談社)など多数。
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