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カタツムリのごちそうはブロック塀!? 身近な生き物のサイエンス

本文イラスト: 小林 木造
カバーイラスト: ハヤシ フミカ
カバーデザイン: 福田 和雄
565円(税込)
在庫切れ
発売日2012年02月25日
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  • ISBN コード : 9784044052065
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 208
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

親子で読める! 驚きと不思議がいっぱいのオモシロ生き物エッセイ

四つ葉のクローバーが見つかりやすい場所はどこ?蜜を集めるミツバチは、新人とベテラン、さてどちら?カタツムリがブロック塀に集まる理由は?――日本各地の街中で、昔からよく見かける昆虫や雑草たち。厳しい環境を生き抜くため、彼らはどんな知恵や特技を身につけているのか。不思議な生態の数々を、童謡や昔話などのエピソードも使いながら、わかりやすく解説。オドロキとワクワクがいっぱい詰まった生き物エッセイ!

著訳者プロフィール

●稲垣 栄洋:1968年、静岡生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。農林水産省を退職後、静岡県職員として農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生きものに関するエッセイを多数執筆。著書に『身近な雑草のゆかいな生き方』(ちくま文庫)などがある。

目次


はじめに

春Spring
ツクシは誰の子どもか?   ツクシ
かわいい模様は何のため   テントウムシ
血のにじむ努力   レンゲ
働き者はおばあさん   ミツバチ
空飛ぶぬいぐるみ   マルハナバチ
誘惑と裏切りの甘い蜜   カラスノエンドウ
運び屋、雇います   スミレ
タンポポ体操の不思議   タンポポ     など

夏Summer
闇夜の空中戦   コウモリ
進化してうるさい   ハエ
地上四階の抜け殻の謎   カゲロウ
ブロック塀は海の味   カタツムリ
宿無しで悪いか   ナメクジ
雨上がりのフライドポテト   アメンボ
天然色の気象予報士   アマガエル
赤い腹にドキドキ   イモリ        など

秋Autumn
お盆にやってくる   ショウリョウバッタ
殿様が危ない!   トノサマガエル・トノサマバッタ
「くず」とは呼べない   クズ
粗末にすると火事になる   ヒガンバナ
魔よけにもなる高級素材   ススキ
はじけるおいしさ   エノコログサ
「ひっつき虫」の似てない兄弟   オナモミ
カマボコはなぜ「蒲鉾」なのか   ガマ   など

冬Winter
人には言えない美しさの秘密   チョウ
幻想的な冬の使者   雪虫(ワタアブラムシ)
明日は、どっちだ   スズメガ
鬼の子も泣きたい   ミノムシ
都会派は森の住人   カラス
土の下の八時間   モグラ
苦いのにはわけがある   フキノトウ
名前にまつわるエトセトラ   オオイヌノフグリ

おわりに
文庫版あとがき