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古典語の豊かさ・奥深さに驚く!
「もの言ひ」「もの思ひ」「もの寂し」「ものものし」。『源氏物語』に現れる「モノ」という言葉は、場面に応じていくつもの意味をもっている。作者・紫式部の真意を、私たちはどれだけ正しく理解していただろうか――。日本語の散文が発達しはじめた平安時代の「モノ」を、日本語学の視点から再検討。正確な意味の把握によって、人々の暮らし、運命のとらえ方、恐怖の対象までも明らかにする。古典の奥深さと魅力を言葉から味わう。著訳者プロフィール
目次
1 「世間のきまり」というモノ
ものちかし・ものとほし
ものいひ
ものゑんじ
ものいみ
ものまめやか
ちょっとひと休み1 紫式部とその夫藤原宣孝
2 「儀式、行事」というモノ
ものみ
ものす
ものものし
ちょっとひと休み2 紫式部と藤原道長
3 「運命、動かしがたい事実・成り行き」というモノ
ものこころぼそし
ものさびし
ものし
ものうし
ものおもひ
ちょっとひと休み3 『蜻蛉日記』の著者の話(一)
ものわすれ
ものを
ものがたり
もののあはれ
ちょっとひと休み4 『蜻蛉日記』の著者の話(二)
4 「存在」というモノ
奈良時代
平安時代
ちょっとひと休み5 ナマメカシの話
5 「怨霊」というモノ
おわりに
増補
もののひめぎみ
もののね・もののじゃうず・もののくさはひなど
もののこころ
もののむくい・もののいろ・もののさとし
もののけしき
ものはかなし
ものきよげ
もののべ・もののぐ・もののふ
索引