カドカワストア

  • 会員登録
  • ログイン

日本仏教入門

1,980円(税込)
在庫切れ
発売日2014年03月20日
在庫がありません
電子書籍をブックウォーカーで購入
  • ご利用可能なお支払方法

    クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784047035379
  • サイズ :四六判    総ページ数: 280
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

名僧の教えを辿り、創造性に満ちた日本独自の仏教のすがたを明らかにする。

〈目次〉
序章 「日本仏教」への視座 日本人の死生観から
第一部 日本仏教をどう見るか 「方法論」の定礎
第一章 思想史の中の日本仏教 仏教学から学際研究へ
第二章 「宗」とは何か 「顕密体制論」以後の仏教研究
第二部 日本仏教の始まり 仏教はいかに受容されたか
第三章 最澄と江南仏教 「三国史観」と中国仏教受容
第四章 大蔵経の伝来 日本仏教と高麗版大蔵経
第五章 経典の解釈と選択 教判論の展開
第三部 日本仏教の浸透 信仰と理論の諸相
第六章 神仏習合、神仏補完 アジアにおける仏教と土着諸宗教との交渉
第七章 仏教はいかにして日本化=土着化したか 『法華経』受容を中心に
第八章 阿弥陀信仰と釈迦信仰 浄土教の展開と『涅槃経』
第九章 日本仏教論争小史 日本仏教の理論はいかに鍛えられたか
第四部 日本仏教の展開=転回 実践への問い
第一〇章 戒律思想史上の鑑真 その渡来の原点へ
第一一章 密教のパワー 空海と日本の密教
第一二章 仏への一途な思い 求道者明恵と浄土教批判
終章 日本仏教の近代 〈顕冥〉の精神構造と日本仏教の新たなパラダイム
あとがき
参考文献
初出一覧

著訳者プロフィール

●末木 文美士:1949年生。東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、現在、国際日本文化研究センター教授、東京大学名誉教授。比較思想学会会長。専門は仏教学・日本宗教史(文学博士)。