商品・作品・著者名を入力してください
HOME
本
一般文庫・新書
角川文庫(ソフィア)
HOME
ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
大学・中庸 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
9784044000103
大学・中庸 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
著者:
矢羽野 隆男
1,012
円(税込)
発売日
2016年02月25日
数量
1
2
3
4
5
6
7
8
9
Tweet
Share
ご利用可能なお支払方法
送料について
配送について
キャンセル・返品について
ISBN コード : 9784044000103
サイズ :文庫判 総ページ数: 304
商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
人間の本性とは? リーダーの資質とは?
『大学』では、国家の指導者を目指す者たちは、単に学問を身につけるだけでなく、自己をよく修養し、徳を身につける必要があることを説く。
『中庸』では、人間の本性とは何かを論じ、いわゆる「中庸の徳」(いかなる場合でも、感情が動く前の偏りのない静かな状態である「中」を守ることのできる徳のこと)を説く。
本書では、初心者でも抵抗なく読めるよう、活字は大きく(本文14級)、読み下し文は総ルビとし、一語一語の解釈を学ぶのではなく、現代語訳で全体の意味を理解できるようにした。
著訳者プロフィール
●矢羽野 隆男:1964年生まれ、大阪大学大学院文学研究科哲学哲学史専攻修了。現在、四天王寺大学人文社会学部教授。専攻は中国哲学。共著に『名言で読み解く 中国の思想家』(ミネルヴァ書房)、『初級中国語華本』(駿河台出版社)、『白川静の世界1 文学』(平凡社)ほか。
目次
目 次
『大学』『中庸』解説
大学
1 『大学』のエッセンス――経の一章
■コラム1 二宮尊徳の読む本は何?――『大学』にもとづく実践哲学
2 明徳を明らかにするとは(釈明明徳)――伝の第一章
3 民を新たにするとは(釈新民)――伝の第二章
■コラム2 二宮尊徳の道歌――和歌で説かれた『大学』『中庸』の教え
4 至善に止まるとは(釈止至善)――伝の第三章
5 本末とは(釈本末)――伝の第四章
6 物に格りて知を致すとは(釈格物致知)――伝の第五章
■コラム3 朱子の「格物補伝」
7 意を誠にするとは(釈誠意)――伝の第六章
8 心を正し身を修めるとは(釈正心修身)――伝の第七章
■コラム4 王陽明の『大学』説
9 身を修め家を斉えるとは(釈修身斉家)――伝の第八章
10 家を斉え国を治めるとは(釈斉家治国)――伝の第九章
■コラム5 帝王学の教科書から現実政治の書へ
11 国を治め天下を平らかにするとは(釈治国天平下)――伝の第十章
■コラム6 『大学』にもとづく江戸の経世論――熊沢蕃山の『大学或門』
中庸
1 『中庸』思想の原点――第一章
■コラム7 懐徳堂の『中庸錯簡説』
2 孔子の説く中庸――第二章〜第十一章
■コラム8 『中庸』と郭店楚簡「性自命出」と
3 広大明白な現象(費)と隠微な原理(隠)――第十二章〜第二十章
■コラム9 霊魂は存在するのか――『中庸』の鬼神章をめぐって
4 孔子が哀公に説く政治論――第二十章
■コラム10 日本人の心性に合った「誠」
5 子思の説く誠――第二十一章〜第三十二章
誠よりして明らか、明らかなるよりして誠(第二十一章)/至誠の聖人は天地と6 結び――『詩経』の言葉とともの――第三十三章
■コラム11 漱石『それから』のキーワードとなった『中庸』
#角川学芸出版
#文庫
#角川文庫
#ソフィア
#一般文庫
#角川文庫(ソフィア)
#ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
#矢羽野 隆男
書経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
1,012円
(税込)
墨子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
880円
(税込)
呻吟語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
1,056円
(税込)
貞観政要 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
880円
(税込)
孟子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
880円
(税込)
人間の本性とは? リーダーの資質とは?
『大学』では、国家の指導者を目指す者たちは、単に学問を身につけるだけでなく、自己をよく修養し、徳を身につける必要があることを説く。『中庸』では、人間の本性とは何かを論じ、いわゆる「中庸の徳」(いかなる場合でも、感情が動く前の偏りのない静かな状態である「中」を守ることのできる徳のこと)を説く。
本書では、初心者でも抵抗なく読めるよう、活字は大きく(本文14級)、読み下し文は総ルビとし、一語一語の解釈を学ぶのではなく、現代語訳で全体の意味を理解できるようにした。
著訳者プロフィール
目次
『大学』『中庸』解説
大学
1 『大学』のエッセンス――経の一章
■コラム1 二宮尊徳の読む本は何?――『大学』にもとづく実践哲学
2 明徳を明らかにするとは(釈明明徳)――伝の第一章
3 民を新たにするとは(釈新民)――伝の第二章
■コラム2 二宮尊徳の道歌――和歌で説かれた『大学』『中庸』の教え
4 至善に止まるとは(釈止至善)――伝の第三章
5 本末とは(釈本末)――伝の第四章
6 物に格りて知を致すとは(釈格物致知)――伝の第五章
■コラム3 朱子の「格物補伝」
7 意を誠にするとは(釈誠意)――伝の第六章
8 心を正し身を修めるとは(釈正心修身)――伝の第七章
■コラム4 王陽明の『大学』説
9 身を修め家を斉えるとは(釈修身斉家)――伝の第八章
10 家を斉え国を治めるとは(釈斉家治国)――伝の第九章
■コラム5 帝王学の教科書から現実政治の書へ
11 国を治め天下を平らかにするとは(釈治国天平下)――伝の第十章
■コラム6 『大学』にもとづく江戸の経世論――熊沢蕃山の『大学或門』
中庸
1 『中庸』思想の原点――第一章
■コラム7 懐徳堂の『中庸錯簡説』
2 孔子の説く中庸――第二章〜第十一章
■コラム8 『中庸』と郭店楚簡「性自命出」と
3 広大明白な現象(費)と隠微な原理(隠)――第十二章〜第二十章
■コラム9 霊魂は存在するのか――『中庸』の鬼神章をめぐって
4 孔子が哀公に説く政治論――第二十章
■コラム10 日本人の心性に合った「誠」
5 子思の説く誠――第二十一章〜第三十二章
誠よりして明らか、明らかなるよりして誠(第二十一章)/至誠の聖人は天地と6 結び――『詩経』の言葉とともの――第三十三章
■コラム11 漱石『それから』のキーワードとなった『中庸』