空海「弁顕密二教論」 ビギナーズ 日本の思想

空海「弁顕密二教論」 ビギナーズ 日本の思想

著者: 空海
訳者: 加藤 精一
748円(税込)
発売日2014年11月22日

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  • ISBN コード : 9784044072322
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 160ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 6.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

真言密教の広さと深さ。空海がそのすぐれた特質を明らかにする。

空海が唐から学んできた教え(密教)と、他の一切の教え(顕教)の違いはどこにあるのか。唐から帰国して間もないころの若き空海が、その相違点を明らかにし、密教の独自性と優位性を理論的に主張する。十九の論点で示される仏身観、仏陀観は明瞭で、のちの密教理の確立における先駆的成果となった。空海の思想を理解するための必読の書を、詳細な注とわかりやすい現代語訳で読む。原文読み下しも収載する最良の入門書。

著訳者プロフィール

●空海:〈空海〉774―835年。弘法大師の諡号で知られる真言宗の開祖。31歳で唐に渡り、2年後書物や仏具を携えて帰国。高野山金剛峰寺、庶民のための学校となる綜芸種智院をつくる。高野山で入寂。主著に『三教指帰』『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』など。
●加藤 精一:〈加藤精一〉1936年生まれ。大正大学名誉教授。東京・南蔵院住職。86世真言宗豊山派管長。著書は、ビギナーズ日本の思想『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』『「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」』、『空海入門』(以上、角川ソフィア文庫)、『弘法大師空海伝』『日本密教の形成と展開』『弘法大師の人間学』(以上、春秋社)など多数。

目次

はじめに
内容の概説

「弁顕密二教論」
◇現代語訳
◆読み下し
〈巻上〉
◇現代語訳
◆読み下し
第一章 序説
◇現代語訳
◆読み下し
大意序
◇現代語訳
◆読み下し
造論の趣意
◇現代語訳
◆読み下し

第二章 本論
◇現代語訳
◆読み下し
第一節 問答決疑
◇現代語訳
◆読み下し
第二節 引証喩釈
◇現代語訳
◆読み下し
(一)釈摩訶衍論
◇現代語訳
◆読み下し
(二)釈摩訶衍論
◇現代語訳
◆読み下し
(三)華厳五教章
◇現代語訳
◆読み下し
(四)摩訶止観
◇現代語訳
◆読み下し
(五)入楞伽経
◇現代語訳
◆読み下し
(六)大乗法苑義林章
◇現代語訳
◆読み下し
(七─一)大智度論
◇現代語訳
◆読み下し
(七─二)般若燈論
◇現代語訳
◆読み下し
(八)大智度論
◇現代語訳
◆読み下し
(九)釈摩訶衍論
◇現代語訳
◆読み下し
(十)菩提心論
◇現代語訳
◆読み下し
〈巻下〉
◇現代語訳
◆読み下し
(十一)六波羅蜜経
◇現代語訳
◆読み下し
(十二)入楞伽経
◇現代語訳
◆読み下し
(十三)入楞伽経
◇現代語訳
◆読み下し
(十四─一)五秘密経
◇現代語訳
◆読み下し
(十四─二)金剛頂瑜祇経
◇現代語訳
◆読み下し
(十四─三)分別聖位経
◇現代語訳
◆読み下し
(十五)分別聖位経
◇現代語訳
◆読み下し
第三節 引証註解
◇現代語訳
◆読み下し
(一)金剛頂一切瑜祇経
◇現代語訳
◆読み下し
(二)大日経
◇現代語訳
◆読み下し
(三)守護国界主陀羅尼経
◇現代語訳
◆読み下し
(四)大智度論
◇現代語訳
◆読み下し
第四節 顕密分斉
◇現代語訳
◆読み下し

あとがき
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