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私に流れる母の血がおぞましくて怖い・・・。
男性依存症の母をもち、義父からのわいせつ行為、ネグレクトを受けて育った作者 渾身のノンフィクションコミックエッセイ。男性依存症の母をもち、義父からのわいせつ行為、ネグレクトを受けて育った作者
渾身のノンフィクションコミックエッセイ。
30代になったカナンは結婚して家庭を持つが、出産する決心がつかない。それは無意識下で、自分も母のような母親になるような恐怖があるからだった・・・。
「母になるのがおそろしい」。そう気づいたカナンは、母親と自分は違う人格であることを確かめるために、これまでの半生を振り返るのだった。
機能不全家族で育った著者の実体験が、今リアルに苦しんでいる誰かの救いに
なれますように。苦しみながら描き、3年の月日を要した問題作、待望の書籍化です。
著訳者プロフィール
大阪府高槻市出身。
98年「山田可南」名義でデビュー。
代表作に
『澤飯家のごはんは息子の光がつくっている。』(小学館)
『私の彼は仕事ができない』(徳間書店) など多数。
女性誌や青年誌など幅広く執筆。
今作が初のコミックエッセイとなる。