ドクター・デスの遺産

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ドクター・デスの遺産

1,650円(税込)
発売日2017年05月31日
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  • ISBN コード : 9784041039977
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 296ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 24.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

“どんでん返しの帝王”が放つ、社会派医療ミステリ!

「死ぬ権利を与えてくれ」・・・・・・
命の尊厳とは何か。安楽死の是非とは。

警視庁にひとりの少年から「悪いお医者さんがうちに来てお父さんを殺した」との通報が入る。当初はいたずら電話かと思われたが、捜査一課の高千穂明日香は少年の声からその真剣さを感じ取り、犬養隼人刑事とともに少年の自宅を訪ねる。すると、少年の父親の通夜が行われていた。少年に事情を聞くと、見知らぬ医者と思われる男がやってきて父親に注射を打ったという。日本では認められていない安楽死を請け負う医師の存在が浮上するが、少年の母親はそれを断固否定した。次第に少年と母親の発言の食い違いが明らかになる。そんななか、同じような第二の事件が起こる――。


※本作の一部に、「国境なき医師団」の団体名及び同団体に関する記述がありますが、これらは実際の「国境なき医師団」に取材し、その活動内容を記述したものではありません。

著訳者プロフィール

●中山 七里:1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。圧倒的なリーダビリティとラストの意外性で話題に。同作は映画化もされベストセラーとなる。また、『贖罪の奏鳴曲』はWOWOWで連続ドラマ化された。他に『おやすみラフマニノフ』『切り裂きジャックの告白』『七色の毒』『アポロンの嘲笑』『テミスの剣』『月光のスティグマ』など著書多数。最新刊は『闘う君の唄を』。
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