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梟首の遺宝

1,870円(税込)
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発売日2016年09月01日
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  • ISBN コード : 9784041044841
  • サイズ :四六判    総ページ数: 368
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 20.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

350年間、東北の村に隠された異端者たちの楽園とは!?

中学3年の築館凛は、4歳のときに両親が離婚して以来、新聞記者の母・深雪との母子家庭。
夏休みに入った7月末、深雪が海外出張中のため従姉夫婦が営んでいるペンションで過ごしていたが、強盗に襲われ従姉夫婦は殺されてしまう。
凛は間一髪で助かったが、さらに深雪が海外で行方不明に。執拗に凛を追う強盗たちは、どうやら築館家に伝わる秘文「ドチリナ」を探しているらしい。
凛は、仕方なく離婚以来会っていなかった言語学者である父・桜小路賢史(さくらこうじさとし)を頼ることに。
桜小路は、凛の携帯電話のマイクロSDカードの中から、「ドチリナ・カムイモシリ」と書かれた古文書を見つける――。
岩手の山奥に350年以上守られた「ドチリナ」の謎が明かされるとき、黄金伝説が蘇る!

著訳者プロフィール

●大村 友貴美:1965年岩手県生まれ。中央大学文学部卒。2007年『首挽村の殺人』で第27回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、作家デビュー。他の著作に『死墓島の殺人』『共謀』『存在しなかった男』『奇妙な遺産 村主准教授のミステリアスな講座』などがある。