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黄泉坂案内人 少女たちの選挙戦

616円(税込)
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発売日2017年06月17日
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  • ISBN コード : 9784041049846
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 272
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

家族や大切な人に会いたくなる、面白うてやがて涙ホロリの魂救済ストーリー

この世とあの世の狭間の入日村で、迷える魂を救う仕事をしている、元タクシー運転手の速人と少女・彩葉。
「マヨイダマ」となった死者の心残りを彼らなりに解決していく日々のなか、「新しい村長」候補として、やよいという少女が現れる。
やよいは、今までとは異なる効率的なやり方で「マヨイダマ」に対応していくと主張し、彩葉とどちらが村長としてふさわしいか、選挙を行うと言い出した。
これまでにない新たな環境に変わっていく入日村だが、それでも日々、迷える魂は助けを求めている。
無念を抱えた武将とサッカー少年、
夫の介護の末「心中」した夫婦が本当に思っていたこと、
お互いを思う心が妖を生んでいた母子、
入日村と速人になくてはならないクラシックカー・デューセンバーグに隠された歴史……。
死者の魂を送る「黄泉坂」に向き合う二人の少女がたどりついた結論とは? やよいは何故この村に現れたのか?
そして、東北の地で起きた大災害により多くの魂が村を訪れて……。


※本書は、「黄泉坂案内人」シリーズ第2弾『黄泉坂の娘たち』を、文庫化にあたり改題し、大幅に改稿したものです。

解説漫画=とよ田みのる(「最近の赤さん」)
装画=トミイマサコ

著訳者プロフィール

●仁木 英之:1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、『撲撲少年』『黄泉坂案内人』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

目次

 序  彼岸からの来訪者
第一話 残念さん
第二話 妻恋
第三話 べとべとさん
第四話 植える人
最終話 川の向こう