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バック・ステージ

著者: 芦沢 央
1,650円(税込)
在庫切れ
発売日2017年08月31日
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  • ISBN コード : 9784041051924
  • サイズ :四六判    総ページ数: 272
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 24.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

バラバラのピースがぴったりハマったラストに思わず「ビンゴ!」と大喝采!

新入社員の松尾はある晩会社で、先輩の康子がパワハラ上司の不正の証拠を探している場面に遭遇するが、なぜかそのまま片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの会社がプロモーションする人気演出家の舞台が始まろうとしていた。「離婚したばかりのシングルマザー」「再会した同級生」「舞台に抜擢された新人俳優」「認知症の兆候が表れた大女優」舞台の周辺では、4つの事件が同時多発的に起き、勘違いとトラブルが次々発生。バラバラだったパズルのピース、それが松尾と康子のおかしな行動によって繋がっていき……。すべてのピースがピタリとはまったラストに、思わず「ビンゴ!」。毎日ストレスフルに働くあなたを、スッキリさせる「気分爽快」ミステリー! 本を買った人だけが「すぐに」「必ず」読めるお楽しみ掌編、特別収録!(詳しくは本作品カバー裏をご覧ください)

著訳者プロフィール

●芦沢 央:1984年生まれ。千葉大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。著作に『今だけのあの子』『悪いものが来ませんように』『いつかの人質』『雨利終活写真館』『獏の耳たぶ』がある。

目次

序幕
第一幕 息子の親友
第二幕 始まるまで、あと五分
第三幕 舞台裏の覚悟
第四幕 千賀稚子にはかなわない
終幕