なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか わが国だけが近代文明を手に入れた歴史の必然

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なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか わが国だけが近代文明を手に入れた歴史の必然

著者: 石平
1,540円(税込)
発売日2017年01月27日
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  • ISBN コード : 9784046018700
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 18.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

朴政権の腐敗は歴史の必然だった。彼我の差を解き明かす渾身の書き下ろし。

弾劾された韓国・朴槿恵大統領のあまりの無法ぶりに、日本人は驚愕した。その後に起こった新たな慰安婦像の設置に関して、国家の約束より国民感情を優先する姿をみるにつけても、彼の国が「近代国家」である、とはいえないだろう。

韓国だけではない。いまだに中華思想の妄想にとりつかれている中国、核兵器を絶対に放棄しない北朝鮮……。どうして東アジアという地域には日本以外、これほどまでに「前近代的」な国家ばかりが集まっているのだろうか。

一方で日本は、黒船来航からわずか15年後、「世界史の奇跡」といわれる明治維新を成し遂げ、日露戦争の勝利によって「列強」になった。なぜ日本だけが近代化に成功し、中韓はいつまでも日本のようになれないのか?

本書は、これまで誰も正面から向き合わなかったその本質を、日中韓の壮大な文明史から説き起こす画期的な試みである。近代化を促す「5条件」からみたとき、中国と朝鮮が絶対に近代化できない理由とは、いったいどこにあるのか。

逆に日本は、すでに江戸時代にはその条件が満たされ、近代化の準備は整っていた、と石氏はいう。だから同時期に「西洋の衝撃」に直面したとき、中韓はそれを排斥しようとして自滅し、日本は「攘夷」から「倒幕」へと舵を切って、みごとに国家を存続させた。

ならば、そうした「歴史の教訓」は、前近代国家に囲まれたわが国に、いま何を教えてくれるのか。ベストセラー作家が渾身の書き下ろしで示した、日本人が知るべき新しい世界観。


〈目次〉
第1章 朴政権の崩壊は「前近代国家」の典型だ
第2章 そもそも、近代化とはどういうことか
第3章 中韓で腐敗がとまらない歴史的な構造
第4章 近代化を阻害した中華思想という「阿片」
第5章 仏教を「戦略的」に活用した大和朝廷
第6章 律令制を取り入れ、そして捨てた日本人
第7章 江戸時代に近代化の準備は完了した
第8章 儒学の台頭に惑わされなかった日本
第9章 「明治維新の奇跡」は歴史の必然である
終章 「前近代国家」に囲まれた日本よ、生き残れ

著訳者プロフィール

●石平:1962年中国四川省成都市生まれ。80年北京大学哲学部に入学後、中国民主化運動に傾倒。84年同大学を卒業後、四川大学講師を経て、88年に来日。95年神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了し、民間研究機関に勤務。2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)の刊行以来、日中・中国問題を中心とした評論活動に入る。07年に日本国籍を取得。08年4月拓殖大学客員教授に就任。14年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞。

目次

第1章 朴政権の崩壊は「前近代国家」の典型だ
第2章 そもそも、近代化とはどういうことか
第3章 中韓で腐敗がとまらない歴史的な構造
第4章 近代化を阻害した中華思想という「阿片」
第5章 仏教を「戦略的」に活用した大和朝廷
第6章 律令制を取り入れ、そして捨てた日本人
第7章 江戸時代に近代化の準備は完了した
第8章 儒学の台頭に惑わされなかった日本
第9章 「明治維新の奇跡」は歴史の必然である
終章 「前近代国家」に囲まれた日本よ、生き残れ
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