ヤクザと介護 暴力団離脱者たちの研究

ヤクザと介護 暴力団離脱者たちの研究

著者: 廣末 登
902円(税込)
発売日2017年09月08日

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  • ISBN コード : 9784040821337
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 12.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

リアル任侠ヘルパーは見た! 裏(ヤクザ)の地獄、表(シャバ)の私刑。

リアル任侠ヘルパーは見た!
裏(ヤクザ)の地獄、表(シャバ)の私刑
注目の暴力団博士による、生々しき調査録。

リアル任侠ヘルパーとして働く元ヤクザ。
彼の貴重な成功事例には、暴力団離脱者が経験する様々な問題が凝縮されている。
暴排運動は更なる高まりを見せているが、暴力団離脱者の社会復帰は相変わらずまったく手当されていない。
「受け皿なくアウトローを生みだす方がよっぽど危険」と著者は指摘する。
暴力団博士とメディアから命名された注目の研究者が、切実な裏社会と表社会の実状と課題を明かす。

<受け皿なき社会を生みだす方が危険だ。>
■オラオラ・ヤクザとチャッカリ・ヤクザ
■「人さらい」や「金庫」というシノギ
■アウトローという新たな脅威が台頭している
■なぜ人は犯罪を止めるのか」という理論
■息苦しい社会、危険な社会にNOを

著訳者プロフィール

●廣末 登:1970年福岡市生れ。北九州市立大学社会システム研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は犯罪社会学。青少年の健全な社会化をサポートする家族社会や地域社会の整備が中心テーマである。メディアから暴力団博士と命名された、注目の暴力団研究者。2017年10月現在、NPO法人市民塾21特別研究員、大学非常勤講師などを務める傍ら、「人々の経験を書き残す者」として執筆活動を続けている。著書に『若者はなぜヤクザになったのか』(ハーベスト社)、『ヤクザになる理由』(新潮新書)、『組長の娘』(新潮文庫)がある。

目次

はじめに

第一部 リアル任侠ヘルパーの見た世界
第一章 不良への道
第二章 東京へ
第三章 フロント企業
第四章 ヤクザとなる
第五章 組事務所
第六章 海外マフィアとのシノギ
第七章 刑務所生活
第八章 出所
終章 家族
聴取手続きなど

第二部 ヤクザの辞め方
序章   暴力団離脱研究
第一章 一一人の暴力団離脱者、現役組員たち
第二章 過去の研究成果
第三章 元親分、幹部、若中に行った意識調査
第四章 離脱を決意させたもの
第五章 暴力団離脱を理論的に説明する
第六章 海外のギャング離脱政策の現在
終章   日本の専門家はどう考えているか

あとがき
参考文献
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