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孫子の兵法

880円(税込)
発売日2017年06月17日

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  • ISBN コード : 9784044002541
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 240
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

”彼を知り己を知れば、百戦して危うからず”現代に生きる孫子の兵法を学ぶ

”彼を知り己を知れば、百戦して危うからず”現代に生きる孫子の兵法を学ぶ

史上最高の兵法書といわれる『孫子』。二千年以上の時を超え読み継がれる兵法は、どのように生まれ、伝承されてきたのか。現代社会を生き抜くため、ビジネスに応用するために必要な、兵法戦略の要点と特色を明らかにする。時代ごとに変遷する中国兵法の系譜を追った本書は、『三国志』をはじめとする、中国の歴史書を読むために必携の書。兵法用語や兵書名を簡潔にまとめた「中国兵法小事典」付き。

著訳者プロフィール

●湯浅 邦弘:1957年島根県生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。大阪大学大学院教授。専攻は中国思想史。著書に、『孫子・三十六計』『菜根譚』(ビギナーズ・クラシックス中国の古典 角川ソフィア文庫)、『孫子の兵法入門』(角川選書)、『故事成語の誕生と変容』(角川叢書)、『入門 老荘思想』(ちくま新書)、『菜根譚』『論語』『諸子百家』(以上、中公新書)、『竹簡学─中国古代思想の探究』『墨の道 印の宇宙』(以上、大阪大学出版会)、『戦いの神─中国古代兵学の展開─』(研文出版)などがある。

目次

第一部 中国兵法二十講
第一講 作戦の立案とは?
第二講 戦いの義とは?
第三講 国政と軍事の関係は?
第四講 将軍の資質とは?
第五講 スパイの活用は?
第六講 優秀な兵士を選ぶには?
第七講 威厳と寛容、その使い分けは?
第八講 兵士を鼓舞するには?
第九講 戦争のスピードとは?
第十講 組織と個人の関係は?
第十一講 国境を越える時の心がけは?
第十二講 敵兵力を分断するには?
第十三講 犠牲と利益の関係は?
第十四講 注意すべき地形や方位は?
第十五講 攻撃と守備、どちらが大切か?
第十六講 巧みな変化のモデルとは?
第十七講 敵に罠を仕掛けるには?
第十八講 劣勢を挽回するには?
第十九講 それでも勝てない時は?
第二十講 日本兵法の特色は?
 コラム 『孫子』以前の兵法か─『曹沫之陳』─

第二部 中国兵法の展開
(1)兵書はどう分類されたか
(2)呪術的兵法の系譜
(3)兵法の統合
  コラム 兵書のたどった運命─『武備志』─

第三部 中国の軍神
(1)戦争神の登場─黄帝と蚩尤の戦い─
(2)蚩尤像の変容
(3)荒ぶる神から忠義の武神へ
附録 中国兵法小事典
参考文献