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美少年探偵とペット扱い助手の妖しき事件簿、第5弾。
〈地獄代行業〉の西條皓は、次期魔王を巡る後継者争いに勝利するも、その座を返上し、変わらず青児を助手として日々を過ごしていた。そんな時、旧家で不審死が続き、皓へ依頼が持ちこまれる。当主は事故死、孫娘は自殺と思われたが、依頼人は北原白秋の童謡詩「金魚」に見立てた連続殺人だと話し――。歪な家族がひた隠す、十年前の少女の死の謎。そして三匹目の金魚として殺される者とは。美少年探偵の地獄堕とし事件簿、第5弾。著訳者プロフィール
目次
幕間・一
第二怪 座敷童子
幕間・二
第三怪 夏の終わりあるいはエピローグ