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仏教の思想 1 知恵と慈悲<ブッダ>

1,144円(税込)
発売日1996年06月21日

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  • ISBN コード : 9784041985014
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 352
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

インドに生まれ、中国を経て、日本に渡ってきた仏教。その胎内には、実に多くの思想が宿されている。日本を代表する仏教学者が仏教の源流であるブッダ・ゴータマの思想を平易に、生き生きと解明し、その偉大なる知恵と慈悲の思想が現代において持つ意義を、稀代の哲学者がギリシア哲学、キリスト教思想との対比を通じて探る。仏教思想の本質を見つめ直すという、現代人に求められている喫緊の思想的課題に応える思索の書。

目次

文庫版 序
はしがき

第一部 知恵と慈悲の源流   増谷 文雄
序章 ブッダとの出会い
一章 ブッダの時代
1 インドにおける古代都市の成立
2 王と長者たちの役割
3 新しい思想家たちの生まれいで
二章 ブッダの思想の体系
1 ブッダの二つの顔
2 存在の構造の把握
3 自我の真相の追求
三章 ブッダの実践の体系
1 実践の体系としての「四諦」
2 激情と無知の克服
3 新しい人間関係の徳目

第二部 ブッダにおける存在論と人間論   〈対談〉増谷文雄、梅原 猛

第三部 仏教の現代的意義   梅原 猛
一章 現代と仏教
二章 生死の問題
三章 慈悲とは何か
四章 業について


文献解説
インド仏教史年表

解説   ひろさちや