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愛こそすべて、と愚か者は言った

1,100円(税込)
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発売日2007年07月25日
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  • ISBN コード : 9784043832026
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 656
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 23.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

ありきたりの推理を嘲笑う展開! 男の胸を騒がす、血と絆の物語!

始まりは深夜の電話だった――。七年前に別れた息子が誘拐された。事件の解決を待たずに、別れた妻も失踪した。久瀬は妻の行方と事件の真相を追いながら、再会を果たした息子と共同生活を始めるが……。

著訳者プロフィール

●沢木 冬吾:1970年、岩手県花巻市生まれ。日本映画学校中退。1999年、『愛こそすべて、と愚か者は言った』で、第三回新潮ミステリー倶楽部大賞・高見浩特別賞を受賞。著書に『償いの椅子』『天国の扉』がある。