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伊勢神宮の衣食住
9784044083014
伊勢神宮の衣食住
著者:
矢野 憲一
776
円(税込)
発売日
2008年04月25日
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ISBN コード : 9784044083014
サイズ :文庫判 総ページ数: 256
商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
もと神宮禰宜の著者が解き明かす、日本の総氏神、伊勢神宮の日々の営み。
全国10万の神社の総氏神、伊勢神宮。ここでは1300年もの長きにわたって1年に千数百もの神事・祭儀が行われてきた。毎日朝夕毎に神饌が奉られ、特別に調製された御飯、御塩や乾鰹などが供される。今も和妙(絹)・荒妙(麻)が奉職され、20年に1度の式年遷宮では、社殿その他が新造され、神宝(調度品)などもすべて新しく調進される。これら衣食住にまつわる神宮の知られざる営みと信仰を、もと神宮禰宜の著者が描き出す。
著訳者プロフィール
●矢野 憲一:1938年生。五十鈴塾塾長。もと神宮徴古館農業館長・伊勢神宮禰宜。専攻は神道文化史・民俗学。著書に『伊勢神宮―知られざる杜のうち』角川選書、『大小暦を読み解く』大修館書店、『お伊勢参り』新潮社とんぼの本、『亀』『杖』『枕』『鮑』『鮫』法政大学出版局など多数。
目次
はじめに
第一章 衣
天照大神の衣服
和妙と荒妙
和妙の奉織作業
荒妙の奉織作業
伊勢のシルクロード
春と秋の神御衣祭
白くても赤引の糸
御装束と神宝
神宝奉製の苦労話
前例踏襲が大前提
組紐は延べ二千四百メートル
神宝の御枕
神職の服装など
遷宮の装束
木綿と大麻
お札と大麻
お札とお守り
神楽の装束
夢はるかシルクロード
足袋と襪──足元の聖と俗
浅沓──足元の選択
蓑と笠と傘
親しまれる浴衣祭り
黒白も赤白もおめでたい
第二章 食
秘された神饌
神々の食堂──御饌殿
神様は一日二食
水・米・塩が基本
昔は童女が奉仕した
お米の祭り──下種祭
いまは賑やか、お田植祭り
豊年の喜び──抜穂祭と神嘗祭
一年最大のお祭り──神嘗祭
年に三度の大ご馳走
井戸と水の神様
神様の塩つくり
御塩のつくり方
熨斗アワビ
熨斗アワビのつくり方
タイと胡蘿蔔
お餅とお神酒
忌火と斎食
めでたい古式の饗膳
いまも古代と同じ土器
神の食器は使い捨て
第三章 住
唯一神明造の御本殿
遷宮はなぜ二十年
式年遷宮は時代を変える
心の御柱は語るべからず
神の森は二百年計画
萱葺きのお屋根
宮大工と道具
御本殿の設計図
電灯と提灯
浄闇の松明
神事の敷物──葉薦つくり
祭器具あれこれ──丸三方と楊筥
太一のシンボルマーク
御用材の水中乾燥
あとがき──参道の玉砂利
#角川学芸出版
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#矢野 憲一
もと神宮禰宜の著者が解き明かす、日本の総氏神、伊勢神宮の日々の営み。
全国10万の神社の総氏神、伊勢神宮。ここでは1300年もの長きにわたって1年に千数百もの神事・祭儀が行われてきた。毎日朝夕毎に神饌が奉られ、特別に調製された御飯、御塩や乾鰹などが供される。今も和妙(絹)・荒妙(麻)が奉職され、20年に1度の式年遷宮では、社殿その他が新造され、神宝(調度品)などもすべて新しく調進される。これら衣食住にまつわる神宮の知られざる営みと信仰を、もと神宮禰宜の著者が描き出す。著訳者プロフィール
目次
第一章 衣
天照大神の衣服
和妙と荒妙
和妙の奉織作業
荒妙の奉織作業
伊勢のシルクロード
春と秋の神御衣祭
白くても赤引の糸
御装束と神宝
神宝奉製の苦労話
前例踏襲が大前提
組紐は延べ二千四百メートル
神宝の御枕
神職の服装など
遷宮の装束
木綿と大麻
お札と大麻
お札とお守り
神楽の装束
夢はるかシルクロード
足袋と襪──足元の聖と俗
浅沓──足元の選択
蓑と笠と傘
親しまれる浴衣祭り
黒白も赤白もおめでたい
第二章 食
秘された神饌
神々の食堂──御饌殿
神様は一日二食
水・米・塩が基本
昔は童女が奉仕した
お米の祭り──下種祭
いまは賑やか、お田植祭り
豊年の喜び──抜穂祭と神嘗祭
一年最大のお祭り──神嘗祭
年に三度の大ご馳走
井戸と水の神様
神様の塩つくり
御塩のつくり方
熨斗アワビ
熨斗アワビのつくり方
タイと胡蘿蔔
お餅とお神酒
忌火と斎食
めでたい古式の饗膳
いまも古代と同じ土器
神の食器は使い捨て
第三章 住
唯一神明造の御本殿
遷宮はなぜ二十年
式年遷宮は時代を変える
心の御柱は語るべからず
神の森は二百年計画
萱葺きのお屋根
宮大工と道具
御本殿の設計図
電灯と提灯
浄闇の松明
神事の敷物──葉薦つくり
祭器具あれこれ──丸三方と楊筥
太一のシンボルマーク
御用材の水中乾燥
あとがき──参道の玉砂利