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無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語

817円(税込)
発売日2009年08月25日

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  • ISBN コード : 9784044091026
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 304
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

日常に開いた魔境の扉? ギリシャから現代まで、無限迷宮を数学で愉しむ!

アキレスと亀のパラドクス、実数の連続性の謎、「存在」しない数、無限の持つ無限の種類、ケインズ投資理論と無限時間、『ドグラ・マグラ』と脳に棲みつく無限、そして悲劇の天才数学者カントールの無限集合論……。無限はこの世界の至るところにひそみ、「数」を身にまとってその姿を現わすチャンスを狙っている!数学、哲学、文学、経済学を横断し、遥かギリシャから現代へと駆け抜ける、無限迷宮をめぐるスリリングな旅!

著訳者プロフィール

●小島 寛之:1958年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、帝京大学准教授。経済学者として研究・執筆活動を行うかたわら数学エッセイストとして活躍。『世界を読みとく数学入門』『ゼロから学ぶ線形代数』『容疑者ケインズ』『確率的発想法』など著書多数。

目次


プロローグ――「無限」という迷宮への冒険が始まる

第1章 「瞬間」という迷宮 無限の発見! アキレスは今も……
第2章 「存在」という迷宮 無限をつかまえる「数」のテクノロジー
第3章 「連続」という迷宮 無限が数学者の喉を噛み切る時
第4章 「この世界」という迷宮 「無限の青空」を見上げることの数学小説の試み

文庫版あとがき
参考文献