日本的霊性 完全版

日本的霊性 完全版

1,056円(税込)
発売日2010年03月25日

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  • ISBN コード : 9784044076030
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 480ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

禅の境地を自由自在に飛び回る達人・大拙の代表作!

昭和19年、鈴木大拙は軍部が宣揚する日本精神に対抗して日本的霊性を唱え、本書を著した。大拙は精神の根底には霊性(宗教意識)があると主張。鎌倉時代の浄土系宗教と禅宗を重視した。念仏や禅の本質を生活と結びつけ、わかりやすい言葉で読み解き、日本人が持つべき心の支柱を熱く語る代表作。大拙は戦後、長文の序を付け再刊し、霊性の主張を本格始動した。本書はこの2版を底本とした〔完全版〕。解説・末木文美士

著訳者プロフィール

●鈴木 大拙:1870年石川県生まれ。東京帝国大学卒。「禅と日本文化」(英文)を発表、禅思想を平明に説く。帰国後、学習院、東大、大谷大で教鞭をとり、英文雑誌を創刊し、禅思想を海外に普及させる。学士院会員となり、文化勲章受賞。1966年没。「鈴木大拙全集」全30巻別巻2巻がある。

目次

凡例

第二刷に序す

緒言
日本的霊性につきて

第一篇 鎌倉時代と日本的霊性
一 情性的生活
二 日本的霊性の自覚

第二篇 日本的霊性の顕現
一 日本的霊性の胎動と仏教
二 霊性
三 日本的霊性の主体性

第三篇 法然上人と念仏称名
一 平家の没落
二 浄土系思想の様相
三 念仏と「文盲」
四 念仏唱名

第四篇 妙好人
一 赤尾の道宗
二 浅原才市

第五篇 金剛経の禅
一 まえがき
二 般若即非の論理
三 「応無所住而生其心」
四 三世心不可得(一)
五 三世心不可得(二)
六 禅概観

付録 新版に序す
注釈
解説  末木文美士
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