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暦ものがたり

カバーデザイン: 芦澤 泰偉
734円(税込)
発売日2012年08月25日

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  • ISBN コード : 9784044064280
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

暦は使われた時代を雄弁に語る生き証人であり、時代を鮮やかに映し出す。

今日が何年何月何日か分からない日常を、想像できるだろうか。古来、暦は人々の生活に不可欠であり、その変遷をひも解けば、各時代の生活・文化・社会が鮮やかに見えてくる。日本人にとって暦とはなにか――。日本最古の暦をはじめ、宣明暦・貞享暦ほか旧暦のあゆみ、貴族の男性たちが使った具注暦や女性が使ったかな暦、月の大小を示す「大小暦」や字の読めない人のための「絵暦」などを詳説。豊富な事例とともに、時代を映す暦の森羅万象がわかる!

著訳者プロフィール

●岡田 芳朗:1930年生まれ。早稲田大学教育学部卒、同大学大学院古代史専攻修士課程修了。女子美術大学名誉教授。学生時代に神武天皇の紀元の計算方法に疑問をもって以来、暦に関心をもつ。著書に『日本の暦』『暦にみる日本人の知恵』『南部絵暦を読む』など。

目次

はしがき

一章 暦のあけぼの
二章 暦と政治
三章 地中からの暦
四章 平城京の春
五章 平安貴族と暦
六章 鯰絵の暦
七章 貞享の改暦余談
八章 地方暦さまざま
九章 絵暦
十章 六曜の履歴
十一章 太陽暦の採用
十二章 お上の暦、民間の暦

あとがき
文庫版あとがき