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白河法皇 中世をひらいた帝王

著者: 美川 圭
859円(税込)
発売日2013年04月25日

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  • ISBN コード : 9784044092047
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

稀代の専制君主が恐れたものとは。白河法皇の実像と院政誕生の背景に迫る。

賀茂川の水、双六の賽、山法師。これ以外思い通りにならないものはないと豪語した白河法皇。激動の時代、角逐する政治勢力から天皇制を守るために院政を生みだした「専制君主」の、知られざる実像に迫る。

著訳者プロフィール

●美川 圭:1957年、東京生まれ。歴史学者。専門は日本中世史。文学博士。京都大学文学部卒業。同大学院文学研究科国史学専攻博士後期課程指導認定退学。摂南大学外国語学部教授を経て、現在、立命館大学文学部教授。著書に『院政の研究』(臨川書店)、『院政』(中公新書)がある。

目次

はじめに
プロローグ────白河天皇生誕のとき

第一章 専制君主の誕生
一 父、後三条天皇
二 専制君主への道
第二章 院政とは
第三章 だれが院政を担ったのか
一 変わる貴族
二 台頭する武士
第四章 強訴の時代
一 なぜ強訴するのか
二 王家の権威
第五章 都市王権としての院政
一 平安京と白河
二 鳥羽と宇治
エピローグ────死への門出

あとがき
文庫版あとがき
参考文献
白河法皇関連略年譜