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百万都市 江戸の経済

著者: 北原 進
792円(税込)
発売日2014年09月25日

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  • ISBN コード : 9784044063085
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 224
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

江戸の暮らしと経済がわかる決定版。楽しく暮らす知恵が満載。

「宵越しの銭は持たぬ」が信条の江戸っ子。彼らの多くが職人を中心とする町人であり、消費都市・江戸の経済と文化を支える原動力となった。武家の御用を満たすため諸藩や旗本の屋敷に出入りし、その近くに住んだ暮らしとはどのようなものだったのか。川柳・紀行文・名所図会ほか、多くの史料に残る庶民行事や祭祀、江戸前の食、長屋の住まいなどから、経済発展がもたらした江戸っ子の生活や文化の展開を鮮明に描き出す。

著訳者プロフィール

●北原 進:1934年東京生まれ。立正大学名誉教授。専門は近世民衆史。地方史研究協議会委員、東京都下の文化財保護委員、江戸東京博物館都市歴史研究室長などを務める。著書に『百万都市 江戸の生活』(角川ソフィア文庫)、『江戸の高利貸』(吉川弘文館)など。

目次

1 天下様の都
八百八町いきなやりくり
金遣い経済圏の中心地
百万都市の経済のしくみ
消費都市の暮しぶり
2 武士と商人の経済
旗本財政と高利貸
米相場のつたえかた
商人に学ぶ知恵
3 町づくり 住まいかた
江戸に住むこと
町づくりの洋風化
4 身のまわりの経済
町の売り声
灯りと薪炭
職人の技
5 消費経済がもたらした文化
季節の庶民行事
祭りだ、祭りだ!
文字と絵の広がり
旅路の果て

主要参考図書
あとがき