真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実

真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実

著者: 平山 優
1,980円(税込)
発売日2015年10月22日

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  • ISBN コード : 9784047035638
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 384ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 21.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

大河ドラマ「真田丸」時代考証担当者が新たな信繁像を打ち立てる!

諱は「幸村」か「信繁」か。真田丸はどこにあり、どんな形態をしていたのか。実戦経験の乏しい信繁が、なぜ徳川方も称賛するほどの軍功をあげることが出来たのか――真田研究の第一人者が、文書や軍記物、絵図や布陣図ほか数少ない史料を博捜し、真田信繁をめぐる通説・俗説・新説をその根本から再検証。重視され続ける旧来の大坂の陣論や家康謀略論をも問い直し、幾多の謎に包まれた「不思議なる弓取」の実像を解き明かす。


豊臣秀頼を滅ぼした徳川家康の意外な真意とは。
信繁たち大坂方の牢人は、大坂の陣でどんな役割を果たしたのか。
彼らの活躍は両陣営の戦況と政策に如何なる影響を与えていたのか――。
勝者と敗者を分ける「その時」を捉えなおし、
真田信繁像や大坂の陣論に、新たな視座を提示する!

著訳者プロフィール

●平山 優:1964年、東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹等を経て、山梨県立中央高等学校教諭。2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当。著書に、『長篠合戦と武田勝頼』(吉川弘文館)、『天正壬午の乱 増補改訂版』(戎光祥出版)、『山本勘助』(講談社現代新書)、『真田三代』(PHP新書)、などがある。

目次

序 「不思議なる弓取」と呼ばれた男
第一章 真田信繁の前半生
   一、生い立ちと諱の謎
二、武田氏滅亡後の激動
第二章 父昌幸に寄り添う
   一、北条・徳川・上杉の狭間で
二、豊臣政権下の真田信繁
第三章 関ヶ原合戦と上田攻防
   一、兄信幸との訣別
   二、第二次上田合戦の真相
第四章 九度山の雌伏
   一、父昌幸の死
  二、大坂入城
第五章 真田丸の正体
   一、実像をめぐる諸問題
   二、真田丸の復元的検討
第六章 大坂冬の陣
   一、東西両軍の布陣
   二、真田丸の戦い
   三、束の間の平和
第七章 大坂夏の陣
   一、再戦への道
   二、道明寺合戦
   三、刃を交えた敵、それぞれの事情
   四、真田信繁の最期と豊臣氏滅亡
終 章 真田信繁から幸村へ
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