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美しい日本の私

792円(税込)
発売日2015年04月25日

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  • ISBN コード : 9784044094812
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 224
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

川端のノーベル賞受賞記念講演を軸に、日本文化について述べた随筆を厳選!

日本人初のノーベル文学賞受賞者による記念講演「美しい日本の私その序説」。川端はここで和歌や俳句を引用しながら、日本人の心に通底する死生観や美意識、自らの小説家としての矜持を表明した。この講演を軸に、一生をかけて求めた「美」への思い、戦前から戦後への社会変化の中で見つめた国の姿など、日本文化を見つめ直す作品を詰め込んだ傑作随筆選。付/英訳「美しい日本の私」サイデンステッカー訳、解説/大久保喬樹

著訳者プロフィール

●川端 康成:1989年生まれ。1920年東京帝国大学文学部英文学科に入学(のち、国文学科に転科)。1921年第六次『新思潮』を創刊。『伊豆の踊子』や『雪国』などの作品を残す。1961年文化勲章受章。1962年『眠れる美女』で毎日出版文化賞受賞。1968年10月、日本人初となるノーベル文学賞受賞が決定する。1972年没。

目次

●美へのまなざし
花は眠らない
美について
美しい日本の私
秋の野に
女人なれども
夕日野
ほろびぬ美
美の発見と存在
日本文学の美
日本美の展開
鳶の舞う西空

●戦争を経て
同人雑記
平和を守るために
私の考え
東西文化の架橋

●日本文化を想う
末期の眼
純粋の声
紫外線雑言
日本の母
「日本の母」を訪ねて
哀愁
思い出すともなく
水晶の数珠など


付録
Japan the Beautiful and Myself(美しい日本の私) エドワード・G・サイデンステッカー訳

解説 大久保喬樹