- ISBNコード
- 9784044094843
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 9.5 mm
- 総ページ数
- 240ページ
ものに美があるのではない、美しいものがあるだけ。
白洲正子が見た美術品は膨大な数にのぼる。雪月花の美を映す器や工芸品、湖北に残る円空仏や十一面観音、正倉院御物、伎楽や能の古面、絵巻・屏風・古筆の類から建造物に至るまで、ときには幾度も足を運び、じかに接してその美を享受している。古典や能の素養に裏打ちされた独自の感性がとらえた、思いがけない美の発見や歴史への考察――。自らの目の高さでものを見、こころに響いたことのみを語る、美をめぐるエッセイ集。
目次
飛鳥散歩
美術に見るさくら
雪月花
つらつら椿
椿の意匠
樟
木と石と水の国
聖林寺から観音寺へ
湖北の旅
日本の橋
謎ときの楽しみ
近江の庭園──旧秀隣寺と大池寺
正倉院に憶う
名筆百選
花と器
木とつき合う
古面の魅力十選
日本の百宝
平安の蒔絵箱
MOA美術館を見て
「源氏物語絵巻」について
解説 「美しいもの」 青柳恵介
美術に見るさくら
雪月花
つらつら椿
椿の意匠
樟
木と石と水の国
聖林寺から観音寺へ
湖北の旅
日本の橋
謎ときの楽しみ
近江の庭園──旧秀隣寺と大池寺
正倉院に憶う
名筆百選
花と器
木とつき合う
古面の魅力十選
日本の百宝
平安の蒔絵箱
MOA美術館を見て
「源氏物語絵巻」について
解説 「美しいもの」 青柳恵介