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晴れ女の耳

著者: 東 直子
1,620円(税込)
在庫切れ
発売日2015年04月25日
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  • ISBN コード : 9784041029565
  • サイズ :四六判    総ページ数: 224
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

夕方になったら、きぃつけなあかん。闇は身代わりを探しているのだから――

私の一族は「うつるイボ」ができる。イボができた私に母はイボを取ってくれる神様を教えてくれた。イボ神様の謎を解くために和歌山に向かった……。(「イボの神様」)。卒業以来初めての同窓会で、今では誰も連絡先のわからないという、神秘的な雰囲気の漂う女の子の話題になった。ところがその晩、実家の母親から連絡があり……。(「ことほぎの家」) 。ほか娘を神に取られた母の壮絶な心情を描いた「赤べべ」、夫殺しという無実の罪を着せられた妻の狂気を描いた快作「晴れ女の耳」、海にすむ河童を題材にした「先生の瞳」など、全7編。

著訳者プロフィール

●東 直子:東 直子(1963年生まれ)。歌人、小説家、脚本家。主な著書に『とりつくしま』 『薬屋のタバサ』 『らいほうさんの場所』 『甘い水』 『私のミトンさん』 『キオスクのキリオ』 『いつか来た町』 『いとの森の家』など多数。共著に 『回転ドアは、順番に』穂村弘共著 『短歌があるじゃないか。 一億人の短歌入門』 穂村弘、沢田康彦 角川書店など多数。2009年よりNHK短歌選者、2011年より歌壇賞、2014年より角川短歌賞選考委員。

目次

イボの神様
ことほぎの家
赤べべ
晴れ女の耳
先生の瞳
サトシおらんか
あやっぺのために