カドカワストア

  • 会員登録
  • ログイン

お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代〜現代史」にガサ入れ

1,540円(税込)
在庫切れ
発売日2016年03月10日
GW_
在庫がありません
  • ご利用可能なお支払方法

    クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784041032206
  • サイズ :四六判    総ページ数: 272
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

堅固な城も、経済戦争で落とされる

たとえば、
「織田信長は、金融改革でデフレ解消」
「坂本龍馬は、ニセ金で倒幕資金を調達」

本書では、元国税調査官が日本の「古代〜現代史」にガサ入れ。
歴史上の「謎」も、「お金の動き」読み解くことでどんどん解決していきます。

この国の「成り立ち」「混乱」「発展」そして「今とこれから」……
歴史を動かしているのは「人」ではない、「お金」なのです!

著訳者プロフィール

●大村 大次郎:元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、『マルサ!!』(フジテレビ)やの監修等で活躍している。ベストセラー『あらゆる領収書は経費で落とせる』をはじめ、税金・会計関連の著書多数。一方、学生のころよりお金や経済の歴史を研究し、別のペンネームでこれまでに30冊を越える著作を発表している。本書は、『お金の流れでわかる世界の歴史』(KADOKAWA)に続き「大村大次郎」の名前で刊行する2冊目の歴史関連書。

目次

第1章 古代から日本は“技術立国”だった!

 東アジアで強い勢力を持った「倭国」
 縄文人は“天然アスファルト”を使いこなしていた!
 古代の経済成長を牽引した“広域ネットワーク”とは?
 「大化の改新」という名の財閥解体
 ・・・etc.

第2章 武家の台頭――これは社会経済の大変革だ

 なぜ武士が“発生”したか――二つのルート
 平清盛が入れ込んだ「日宋貿易」のすごいうまみ
 日本で最初に“大金持ち”になったのは誰?
 源頼朝は「社会経済」をここまで変革した
 ・・・etc.

第3章 信長の関税政策、ザビエルの思惑、信玄の経済的ハンデ

 “戦国経済”に大きな影響を与えた南蛮貿易
 キリスト教、交易、そして西洋諸国の思惑
 宣教師たちの“莫大な資金”はどこから出ていた?
 “死の商人”としてのフランシスコ・ザビエル
 ・・・etc.

第4章 「江戸時代が260年続いた」本当の理由とは?

 豊臣秀吉は本当に“大金持ち”だったのか?
 元国税調査官が実感した「太閤検地の革新性」
 秀吉、家康はなぜ「キリスト教を禁止した」のか?
 日本が鎖国をした「もう一つの理由」
 ・・・etc.

第5章 明治維新を成功に導いた「お金の強い力」

 黒船の衝撃と、通商条約の締結
 「参勤交代の中止」で諸藩が“討幕の経済力”をつける
 明治維新による“権力の流れ”を読む
 大政奉還の“経済効果”は絶大だった!
 ・・・etc.

第6章 日清・日露戦争、「戦費」はどう賄ったのか

 明治時代の軍事費は「それほど高くなかった」?
 「少ない費用」で「強い軍」をつくる日本の方法
 軍費のほとんどを賄ったのは、なんと“酒税”!
 実は豊かだった明治の国民生活
 ・・・etc.

第7章 太平洋“経済”戦争! 当事者たちの懐事情は?

 日本の急成長と“経済摩擦”の発生
 世界大恐慌で日本とイギリスが“貿易戦争”に
 日本とイギリスが「インド市場」をめぐって対立
 「最後の獲物」満州をかけたアメリカとの戦い
 ・・・etc.

第8章 高度成長とバブルの“収支決算”をしよう

 「戦後復興はGHQのおかげ」という大誤解
 実現できないと笑われていた「所得倍増計画」
 「メイド・イン・ジャパン」を普及させたユダヤ商人たち
 日本の自動車業界が「急成長した」本当の理由
 ・・・etc.