村田蓮爾が12年描き続けた、魔法と勇気に満ちた物語の景色の数々！

世界19カ国のティーンエージャーに大人気のフランスのファンタジー『タラ・ダンカン』が一昨年完結。全24冊のカバーイラストを村田蓮爾が担当。発売当初より、イラストのファンが急増し、日本の読者だけでなく、著者も自室に村田氏のイラストを飾ったり、日本語版全巻をそろえる”タラディクト”が現れたりと、フランスでも評判になった。完結記念の本画集には、村田蓮爾の描き下ろしイラスト（カラー）、挿絵２点も加え、カバーイラスト24点のほか、キャラクターが生まれるまでの豊富なスケッチや登場人物などを収録した。＜『タラ・ダンカン』の熱量に負けじと、毎年猛暑のなか描いたタラの世界は、僕にとって真夏の風物詩だった――村田蓮爾＞

●村田　蓮爾：1968年、大阪生まれ。イラストレーター、キャラクターデザイナー。作品にはアニメ「ラストエグザイル」「青の６号」「シャングリ・ラ」「夕焼けだん団」「ID-0」などがある。また「季刊エス」など各方面でイラストを発表している。フランスのファンタジー小説「タラ・ダンカン」（全12巻・日本語版）のカバーイラストを担当。アメリカ、アジア、ロシア、ヨーロッパにも多くのファンがいる。

タラとカルのカラーイラスト（描き下ろし）
挿絵（１色）２点（描き下ろし）
カバーイラスト24点
カバー下絵　37点

「タラ・ダンカン」の尽きない魅力（翻訳家・山本知子）