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結論を言おう、日本人にMBAはいらない

著者: 遠藤 功
880円(税込)
発売日2016年11月10日

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  • ISBN コード : 9784040821184
  • サイズ :新書判    総ページ数: 240
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 10.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「現場力」を訴えたコンサルタントは、なぜビジネススクールを去ったのか?

ビジネスで成功する最強の武器と言われるMBA(経営学修士)。2003年度に創設された専門職大学院制度により、法科大学院、会計専門職大学院とともに、日本にビジネススクールが乱立したのをご存じだろうか? 法科大学院の苦境はいまや、広く知られるようになった。

それでは、ビジネススクールはいまどうなっているのか? 2003年から13年間に渡って日本を代表するビジネススクールで教鞭を執り、責任者も務めた著名コンサルタントが、誰もが口をつぐんできたMBAの内実を、本書で赤裸々に明らかにする。

国内MBAは給与アップゼロ、講師陣の大半は現場を知らず、転職・就職でも実はメリットなし……信じられるだろうか? ならば、年収をアップさせ、個の市場価値を高め、組織人としての社内価値を上げ、成功するために必要な真の勉強法とは、何なのか?

経営戦略から現場の力までを知り尽くした著者だからこそ、MBAとは異なる方法論には圧倒的な説得力がある。ステップアップしたい社会人、MBA取得を考えている学生から人材育成に取り組む企業の人事部まで、すべてのビジネスパーソンの指針となる一書。


内容例:毎年5000人も生まれる「なんちゃってMBA」/「専門職大学院制度」創設でビジネススクールが乱立/学生が集まらない――名門校すらほぼ全員入学/海外MBA年収2000万円、国内MBA給与アップゼロ/実質的な恩恵を享受できるのはわずか1%/ビジネススクールの致命的欠陥は「現場」がないこと/教員評価を厳しく行ない、ダメな教員は去れ/国内ビジネススクールなら「ダブルディグリー」が狙い目/なぜ石に噛りついてでも出世すべきなのか/遠藤流・ビジネスで勝ち残るための6つの勉強法/データやロジックよりも「事実」と「構造化」を重視せよ/ビジネスモデルの解析で「構造化」する力を磨く/NLDP――未来のジェネラルマネジャーを育てるプログラム ……ほか

著訳者プロフィール

●遠藤 功:ローランド・ベルガー日本法人会長。早稲田大学商学部卒業、米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2016年3月、13年間教鞭を執った早稲田大学ビジネススクール教授を退任。著書に、『現場力を鍛える』『見える化』『現場論』(いずれも東洋経済新報社)、『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)などベストセラー多数。

目次

第1章 誰も語らなかったMBAの正体
第2章 なぜ日本企業はMBAを評価しないのか
第3章 カリキュラム、教員、学生……その不完全性に迫る
第4章 有名ビジネススクール責任者としての苦闘
第5章 MBAの代わりにいますぐ勉強すべきこと
第6章 「次世代ビジネスリーダー」はこう育てよ