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猪・鹿・狸
9784044002787
猪・鹿・狸
著者:
早川 孝太郎
1,100
円(税込)
発売日
2017年11月25日
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ISBN コード : 9784044002787
サイズ :文庫判 総ページ数: 256
商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
芥川龍之介・島崎藤村も絶賛した独自の伝承世界
僕は実際近頃にこのくらい愉快に読んだ本はなかった――芥川龍之介(東京日日新聞)
九十貫を超える巨猪を撃った狩人の話。仕留めた親鹿をかつぐ後から子鹿がついてきた話。村で起きる怪しい出来事はいつも狸の仕業とされた話……。奥三河・横山で見聞、古老から聴き溜めた猪・鹿・狸の逸話が縦横に語られる。芥川龍之介・島崎藤村も絶賛した文学性の高い文章は、伝説や昔話も織り交ぜて独自の伝承世界を形づくっている。暮らしの表情を鮮やかにすくい取る感性と直観力から生まれた、民俗学の古典的名著。
著訳者プロフィール
●早川 孝太郎:1889(明治22)年12月20日〜1956(昭和31)年12月23日。大正から昭和時代の民俗学者。画家を志して松岡映丘に師事。松岡映丘の兄・柳田國男に師事し、多くの民俗調査を行った。愛知県奥三河の花祭と呼ばれる神楽を調査して『花祭』を刊行。農山村民俗の実地調査につとめた。
目次
猪
一 狩人を尋ねて
二 子猪を負うた狩人
三 猪の禍
四 猪垣の事
五 猪の案山子
六 猪と文化
七 猪除けのお守り
八 空想の猪
九 猪の跡
一〇 猪に遇った話
一一 猪狩りの笑話
一二 昔の狩人
一三 山の神と狩人
一四 猪買いと狩人
一五 猪の胆
一六 手負い猪に追われて
一七 代々の猪撃ち
一八 不思議な狩人
一九 巨猪の話
鹿
一 淵に逃げこんだ鹿
二 鹿の跡を尋ねて
三 引鹿の群
四 鹿の角の話
五 鹿皮の裁付
六 鹿の毛祀り
七 山の不思議
八 鹿に見えた砥石
九 鹿撃つ狩人
一〇 十二歳の初狩り
一一 一つの家の末路
一二 鹿の玉
一三 浄瑠璃姫と鹿
一四 親鹿の瞳
一五 鹿の胎児
一六 鹿捕る罠
一七 大蛇と鹿
一八 木地屋と鹿の頭
一九 鹿の大群
狸
一 狸の怪
二 狸の死真似
三 狸の穴
四 虎挟みと狸
五 狸を拾った話
六 砂を振りかける
七 狸と物識り
八 狸の火
九 呼ばる狸
一〇 真っ黒い提灯
一一 鍬に化けた狸
一二 狸か川獺か
一三 娘に化けた狸
一四 狸の怪と若者
一五 塔婆に生首
一六 緋の衣を纏った狸
一七 狸依せの話
一八 狸の印籠
一九 古茶釜の話
二〇 旧い家と昔話
二一 狸の最後
終りに
鳥の話 附録
猪・鹿・狸 芥川龍之介
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#008:角川ソフィア文庫
#早川 孝太郎
芥川龍之介・島崎藤村も絶賛した独自の伝承世界
僕は実際近頃にこのくらい愉快に読んだ本はなかった――芥川龍之介(東京日日新聞)九十貫を超える巨猪を撃った狩人の話。仕留めた親鹿をかつぐ後から子鹿がついてきた話。村で起きる怪しい出来事はいつも狸の仕業とされた話……。奥三河・横山で見聞、古老から聴き溜めた猪・鹿・狸の逸話が縦横に語られる。芥川龍之介・島崎藤村も絶賛した文学性の高い文章は、伝説や昔話も織り交ぜて独自の伝承世界を形づくっている。暮らしの表情を鮮やかにすくい取る感性と直観力から生まれた、民俗学の古典的名著。
著訳者プロフィール
目次
一 狩人を尋ねて
二 子猪を負うた狩人
三 猪の禍
四 猪垣の事
五 猪の案山子
六 猪と文化
七 猪除けのお守り
八 空想の猪
九 猪の跡
一〇 猪に遇った話
一一 猪狩りの笑話
一二 昔の狩人
一三 山の神と狩人
一四 猪買いと狩人
一五 猪の胆
一六 手負い猪に追われて
一七 代々の猪撃ち
一八 不思議な狩人
一九 巨猪の話
鹿
一 淵に逃げこんだ鹿
二 鹿の跡を尋ねて
三 引鹿の群
四 鹿の角の話
五 鹿皮の裁付
六 鹿の毛祀り
七 山の不思議
八 鹿に見えた砥石
九 鹿撃つ狩人
一〇 十二歳の初狩り
一一 一つの家の末路
一二 鹿の玉
一三 浄瑠璃姫と鹿
一四 親鹿の瞳
一五 鹿の胎児
一六 鹿捕る罠
一七 大蛇と鹿
一八 木地屋と鹿の頭
一九 鹿の大群
狸
一 狸の怪
二 狸の死真似
三 狸の穴
四 虎挟みと狸
五 狸を拾った話
六 砂を振りかける
七 狸と物識り
八 狸の火
九 呼ばる狸
一〇 真っ黒い提灯
一一 鍬に化けた狸
一二 狸か川獺か
一三 娘に化けた狸
一四 狸の怪と若者
一五 塔婆に生首
一六 緋の衣を纏った狸
一七 狸依せの話
一八 狸の印籠
一九 古茶釜の話
二〇 旧い家と昔話
二一 狸の最後
終りに
鳥の話 附録
猪・鹿・狸 芥川龍之介