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張学良秘史 六人の女傑と革命、そして愛

1,188円(税込)
発売日2017年07月25日

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  • ISBN コード : 9784044002794
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 368
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 14.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

張学良に生前、直に取材をした著者が20年余をかけてつかんだ歴史秘話!!

盧溝橋事変より80年。
生前の張学良に直接取材をした日本人作家が、20年以上をかけて明らかにした歴史秘話!!

半藤一利氏(作家)
「20世紀、戦争と革命の歴史のなかに、温かな情が交わされていた。張学良の秘史は、世界が緊張関係にある現在にこそ活きるだろう。本書の刊行も、歴史的事件だ」

山田洋次氏(映画監督)
「波瀾万丈の人生とはこの人のための言葉だろう。動乱の20世紀を生き抜いた風雲児張学良は『戦争は人間のすることではない』と言い切った紳士だった」

 西安事変。中華人民共和国誕生の遠因ともなった大事件を、一人の男が起こした。
 1901年。軍閥・張作霖の長男として生まれ、2001年百歳で世を去った張学良である。20世紀中国の歴史をそのまま背負って生きた男である。
生前の張学良に直接取材した著者に、彼はこう切り出した。「あなたには、私と女性のことを話しましょう」
蒋介石夫人・宋美齢、ムッソリーニ令嬢・エディ、幽閉時代を支えた妻と秘書に最高の女友達……。
 戦争と革命の渦中にあった、知られざる”情の歴史”を甦らせたノンフィクション! 

著訳者プロフィール

●富永 孝子:(とみなが・たかこ)1931(昭和6)年山口市生まれ。昭和18年から同22年まで大連市に住む。同年、引揚。昭和30年早稲田大学第一文学部卒業。雑誌記者を経て昭和33年日本教育テレビ(現・テレビ朝日)入社。同37年退社後、テレビ局を中心に広報、企画構成に参画。現在文筆家。1986年に発表した『大連・空白の六百日‐‐戦後、そこで何が起ったか』(新評論)は、マスコミ40紙誌の書評で、澤地久枝氏はじめ、各氏から絶賛された。他書に『深海からの声‐Uボート234号と友永英夫海軍技術中佐』(新評論)ほか。

目次

序章  二〇世紀一〇〇年の歴史を生きた男
第一章 一四歳の初体験――父・張作霖
第二章 世紀の離婚状――最高の妻・于鳳至
第三章 軍閥を支えた物理学者――第二夫人・谷瑞玉
第四章 “主義”を変えた純情――ムッソリーニ令嬢、伊公使夫人・エディ
第五章 幽閉を支えた手――秘書、そして最後の妻・趙一荻
第六章 六六年目の愛の告白――蒋介石夫人・宋美齢
第七章 最高の女友達――中央銀行総裁孔祥熙夫人・蒋士雲
終章  愛と革命に殉じよ

あとがき
文庫版あとがき
主要参考文献