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戦国大名の危機管理

924円(税込)
発売日2017年11月25日

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  • ISBN コード : 9784044002879
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 256
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

飢餓と戦争の時代――。民衆を守るために大名がとった秘策とは?

飢餓と戦争の時代――。民衆を守るために大名がとった秘策とは? 民衆の視点から戦国大名の領国支配の実情に迫り、これまでにない「新しい戦国大名像」を描き出す。

戦国屈指の名君と呼ばれた北条三代・氏康。彼が領民を守るために行った秘策とは? 武田信玄や上杉謙信の小田原進攻、慢性化する飢餓……。郷村を維持するための対策として、検地を行い領国把握に努め、さまざまに重なる税と夫役の負担を整理。飢饉のときには、領民の生活に寄り添って目配りをすることで未曾有の危機を乗り越えたのである。はじめて民政を行い、領国経営を成し遂げた戦国大名の真像に、民衆の視点から迫る。

著訳者プロフィール

●黒田 基樹:1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒。駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。博士(日本史学、駒沢大学)。現在、駿河台大学教授。

目次

新しい戦国大名像―プロローグ
代替わりの政治
税制改革と目安制
永禄の飢饉と構造改革
「御国」の論理と人改令
構造改革の行方―エピローグ

増補
北条早雲(伊勢宗瑞)の領国経営
 「百姓直納」体制の成立
 戦国大名の経済基盤をめぐって
 『北条家所領役帳』の世界
 北条氏にみる城の維持と管理
 北条氏康の合戦 研究最前線
 氏康から氏政へ