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さよなら僕らのスツールハウス

1,540円(税込)
在庫切れ 予約商品
発売日2017年10月26日
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  • ISBN コード : 9784041058527
  • サイズ :四六判    総ページ数: 256
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 16.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

大人気シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」著者が贈る青春ミステリ!

関東某所、切り立った崖に建つシェアハウス、「スツールハウス」。
その名の通り、若者たちが腰をかけるように住み、旅立って行く場所。
同じ屋根の下、笑い、ときめき、時間を共有するものたちは、やがて懐かしく思い出す。
日常の謎に満ちた、何気ない生活を。
そしてそこには確かに、青春があったのだと……。

〜何気なくも愛おしい青春の謎たち〜
第一話 「メッセージ・イン・ア・フォト」弁護士の直之が、元彼女・あゆみの結婚式の動画用に送った写真の謎とは。
第二話 「シャワールームの亡霊」無人のシャワールームから聞こえるシャワーの水音に隠された、ある事件。
第三話 「陰の花」フラワーショップで働く白石は、かつての同居人で既婚の花織から、ある花の写真を見せられ……。
第四話 「感傷用」16年間住み続け、「スツールハウスの主」と呼ばれた女性、鶴屋素子。彼女がそこを去った訳とは。
第五話 「さよなら私のスツールハウス」人気作家となった素子は、「スツールハウス」を訪れるが……。

著訳者プロフィール

●岡崎 琢磨:1986年福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。2012年、第10回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉として、『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビューし、好評を博す。ほか著作として、『季節はうつる、メリーゴーランドのように』(KADOKAWA)、「道然寺さんの双子探偵」 (朝日文庫)、「新米ベルガールの事件録 チェックインは謎のにおい 」(幻冬舎文庫) などがある。