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少女は夜を綴らない

著者: 逸木 裕
1,540円(税込)
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発売日2017年07月21日
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  • ISBN コード : 9784041058664
  • サイズ :四六判 変形   総ページ数: 328
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 132 × 188 × 22.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

“殺人計画”にのめり込む少女を描く、先読み不可能な青春ミステリ!

“人を傷つけてしまうかもしれない”という強迫観念に囚われている、中学3年生の山根理子。彼女は小学6年生のときに同級生の加奈子を目の前で“死なせてしまった”ことを、トラウマとして抱えていた。 “身近な人間の殺害計画”を“夜の日記”と名付けたノートに綴ることで心を落ち着け、どうにか学校生活を送っていた理子の前に、ある日、加奈子の弟・悠人が現れる。“加奈子の死”にまつわる理子の秘密を暴露すると脅され、理子は悠人の父親を殺す計画を手伝うことに。やむを得ず殺害計画を考えるうち、誰にも言えなかった“夜の日記”を共有できる悠人に心惹かれていく理子。やがてふたりは殺害計画を実行に移すが――。

著訳者プロフィール

●逸木 裕:1980年東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒。フリーランスのウェブエンジニア業の傍ら、小説を執筆。2016年、『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。