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西東三鬼全句集

1,364円(税込)
発売日2017年12月21日
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  • ISBN コード : 9784044003265
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 480
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

大胆にしてモダンな俳人、「鬼才」三鬼。自句自解を付す文庫版全句集!

「水枕ガバリと寒い海がある」
「中年や遠くみのれる夜の桃」
「鬼才」と呼ばれた新興俳句の旗手、西東三鬼。反戦・厭戦、エロスや中年感情を、大胆かつモダンな感性で詠んだ句は今なお刺激的である。『旗』『空港』『夜の桃』『今日』『変身』の全五句集に、貴重な自句自解を収録した文庫版の全句集。解説:小林恭二

著訳者プロフィール

●西東 三鬼:明治33年、岡山県生まれ。18歳で両親を失い、東京の長兄のもとで歯科医となり、患者に誘われて33歳で俳句を始める。俳号の三鬼は「サンキュー」のもじり。3年後に発表した「水枕ガバリと寒い海がある」が俳壇を騒然とさせ新興俳句の旗手となる。戦時下に詠んだ「昇降機しづかに雷の夜を昇る」が世情不安を煽ると弾圧され、以後潜伏の身に。昭和17年に神戸に転居、終戦後には現代俳句協会を創設し、山口誓子を擁して俳誌「天狼」創刊の中心となる。自らも「激浪」を主宰。一時は雑誌『俳句』(角川書店)の編集長も務めた。昭和37年に永眠。

目次


空港(『現代俳句』)
夜の桃
今日
変身
『変身』以後
拾遺

自句自解
自筆年譜
解説
初句索引
季語索引