宗教と生命 激動する世界と宗教

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宗教と生命 激動する世界と宗教

1,870円(税込)
発売日2018年09月21日
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  • ISBN コード : 9784044003623
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 232ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 18.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

知の巨人たちと最前線の研究者が、 人間の存在意義に斬り込む!!

AI、ゲノム編集の時代が来る。
知の巨人たちと最前線の研究者が、
人間の存在意義に斬り込む。
池上、佐藤、松岡の特別座談会も収録!!

宗教は激変する社会で、いったい誰の心を救うのか?
私たちはテクノロジー「を」使っているのか、それともテクノロジー「に」使われているのか?
第4次産業革命と言われるほど、AI技術に関する話題が絶えない。
一方で、合成生物学の急速な進展による生命操作の議論も盛んで、科学技術万能論が再び沸騰していると言っても過言ではない状況となっている。
しかし歴史上、技術が進めば進むほど、私たちは原始的な倫理の問題に常に直面させられることになった。
今回も同様だ。宗教はAIと生命操作の時代にこそ、逆に活発化するのかもしれない。
第一線の研究者・識者が、「宗教と生命」を巡り、意見を交わした。

錯綜し、混迷する現代の議論。その根本を照射する、知の閃光!!
大好評を博したシンポジウムを、大幅加筆で完全書籍化。

著訳者プロフィール

●池上 彰:1950年生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学などでも講義を担当。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。94年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年に独立。角川新書「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ、『池上彰とホセ・ムヒカが語り合った ほんとうの豊かさって何ですか?』、角川文庫『池上彰の「経済学」講義1・2』(いずれもKADOKAWA)など著書多数。
●佐藤 優:作家・元外務省主任分析官。1960年東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対露外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し外務省を失職。05年発表の『国家の罠』で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌06年には『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
●松岡 正剛:1944年京都府生まれ・早稲田大学出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長。イシス編集学校校長。日本文化研究の第一人者。著書に『空海の夢』『17歳のための世界と日本の見方』『18歳から考える国家と「私」の行方<東巻><西巻>』『松岡正剛千夜千冊』など。
●安藤 泰至:1961年生まれ。鳥取大学医学部准教授。専門は宗教学、生命倫理、死生学。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科博士課程後期課程修了。日本学術会議連携会員・日本生命倫理学会理事・日本宗教学会理事。著書に『「いのちの思想」を掘り起こす‐生命倫理の再生に向けて』など。
●山川 宏:1956年生まれ。ドワンゴ人工知能研究所所長。NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表。
東京大大学院工学系研究科博士課程修了。富士通研究所を経て2014年より現職。人工知能学会理事・副編集委員長。専門は人工知能。特に認知アーキテクチャ、概念獲得、ニューロコンピューティング、意見集約技術など。

目次

開会の辞
第一部 対論
        「宗教はAI時代に誰の心を救うのか」 (池上彰×佐藤優)
第二部 基調報告
   第一節  生命操作時代における「いのち」−−いのちから医療と宗教を問う(安藤泰至)
   第二節  遍在化する人工知能は宗教に何をもたらすのか(山川宏)
第三部 総合討論
   第一節 「私たちは全体性を振り返ることができるのか(松岡正剛)
   第二節 パネルディスカッション (松岡正剛×池上彰、安藤泰至、山川宏、佐藤優)
第四部 総括
   特別座談会(池上彰・佐藤優・松岡正剛)
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