江戸の思想闘争

江戸の思想闘争

死・贈与・社会秩序……近代の根本問題に果敢に挑んだ思想家たちの格闘。
著者: 山 泰幸
定価: 1,836円(税込み)
発売日:2019年01月18日
死んだらどうなるのか。「鬼神(霊魂)」は存在するのか、しないのか。「社会秩序」はいかにして生まれるのか。「道」をめぐる、儒家と国学者による「国儒論争」とは何だったのか。伊藤仁斎、荻生徂徠、太宰春台、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤ほか、近代社会の根本問題に果敢に挑んだ思想家たちの闘争を考察。「死」と「贈与」の言説への、思想史と社会学のアプローチによって江戸の思想を展望する、挑戦的な試み。

  • ISBN コード : 9784047036468
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 13.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●山 泰幸:1970年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、関西学院大学人間福祉学部教授。博士(社会学)。専門は、民俗学、思想史、社会文化理論。主要著作に『追憶する社会』(単著、新曜社 2009)、『異人論とは何か』(共編著、ミネルヴァ書房 2015)『だれが幸運をつかむのか─昔話に描かれた「贈与」の秘密』(単著、ちくまプリマ‐ブックス 2015)など。

序章 贈与で読み解く江戸思想
第一章 死んだらどうなるのか ――本居宣長と死後の問い
第二章 言葉と文字 ―― 自言語認識と『古事記』の再発見
第三章 他者問題 ―― 「漢意」とイデオロギー批判
第四章 翻訳問題 ―― 荻生徂徠の言語観
第五章 「日常」の発見 ―― 伊藤仁斎と「道」の言説
第六章 二つの秩序問題 ―― 荻生徂徠の社会理論 
第七章 「文化」の起源論争 ―― 太宰春台と賀茂真淵
第八章 論争の展開 ―― 本居宣長と「道」の言説
第九章 贈与の逆転 ―― 本居宣長から平田篤胤へ
第十章 死者の人情 ―― 平田篤胤の死後観
第十一章 死後の審判と生命の贈与 ―― 平田篤胤と「幽世」の誕生 
終章 鬼神論の近代的展開 ―― 柳田国男と和辻哲郎


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